南アフリカを破る大波乱で盛り上がっている。
日本チームがW杯で勝利したのは1991年の第2回大会以来24年振り2度目だという。
今回の勝利が弱小チームからのものではなく、優勝候補からの勝利だというのがスゴイことらしい。
大学1年生1976年の夏休みに、交換留学生としてニュージーランド(NZ)に1ヶ月以上ホームステイをしたことがあったが、NZはラグビーが盛んな国で、ラグビーが国技であった。オールブラックスというナショナルチームがあって、試合前のマオリ族の踊りを選手が踊るのが面白かったことくらいしか記憶にない。
その真っ黒なユニフォームもプレゼントしてもらったことがあったが、ラグビーのルールが良く分からないから、激しいスポーツだなぁ〜ぐらいにしか思わなかった。
帰国してからは一度もラグビーは見たことがない。
今回の南アフリカ戦勝利の模様をテレビで何度も映すものだから、第2戦のスコットランド戦をテレビ観戦することにした。
でも、スポーツてのはルールを熟知していないと本当の面白さが分からないものだなぁ〜。
アメリカンフットボールと違って、前にパスをしてはいけないというルールは分かった。
ボールを前に落とすとノックオンとかいう反則だというのも見ていて理解できた。
ボールを持って相手陣営に突っ込んで行き、倒れた選手がボールをずっと持っていてはいけないというのも分かったのだが、その選手が落としたボールを味方が拾い上げてパスするまで、相手側の選手がボールを奪いに行かないというのがよく分からなかった。
五郎丸という日本人選手がキックが上手いというのも分かったが、ルーティンと呼んでいたボールを蹴る前のしぐさが面白い。
サイドラインからのスローインの時に、受け取る側の選手を持ち上げてボールを取るというのも面白い。
とにかくラグビーが格闘技並みの激しいスポーツだというのはよく理解できた。
前半戦はよく分からない内に、スコットランドのペナルティキックになってしまい、レイドローだとかいう端正な顔立ちのキャプテンに次々とゴールを決められていく。
それでも前半はなんとか喰らい付いていったように思う。前半終了間際に五郎丸がトライ寸前の相手選手をサイドラインの外に押し出したタックルは実に見事であった。このプレーが後半に生きて、逆転することを期待していたのだが・・・。
南アフリカ戦から中3日で、まだ疲れていたのだろうか?後半はパスミスが多くなった。せっかく攻め込んでいたのに誰もいない所にパスをしてサイドを割ったりしてしまったり、インターセプトされて独走されてしまったりもした。逆転不能の点差になってからは、明らかに集中力が欠如してしまい一方的な試合展開になっていた。
見ている内に少しずつルールも理解してきたから、次のサモア戦も見る事にしようと思う。
次は頑張れよ!