«前の日記(■2015-12-07-Monday) 最新 次の日記(■2015-12-09-Wednesday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2015-12-08-Tuesday 展示物の数

マジック・ミュージアムの新聞記事を

読んだ方、数名から「2万点の展示物と書いてあるけど、本当にそんなに沢山あるの?」との類の質問が来た。

数をカウントしながら並べたわけではないので、正直、正確には分からない。

確かに「2万点の道具類と1万5千冊の書籍」というのはメディア用にオーバーに言ったのは認めるが・・・、

まず、書籍類の1万5千冊と云うのはほぼ正しい数字である。

マジックの本というのは薄〜いモノが多いのである。B4紙2枚の裏表を印刷した8頁で1冊なんて本がザラにあるから、あの本棚で優に1万4千冊が並んでいるのだ。

ミュージアムとは別の場所に重複して持っている書籍を置いてあるが、これらを合わせると優に1万5千冊はあるのである。

でも、道具類の2万点と云うのは少しオーバー目ではあるかぁ・・・。

しかし、何をどうカウントするかによって、その数字は大きく変化するものなのだ。

マジック・ミュージアム内のショーケースに展示してある道具類を紅白歌合戦の得票数をカウントする野鳥の会の人みたいにザ〜ッとやってみると・・・。

トランプの壁のトランプの数が930個である。

ショーケースの数は大小合わせて25個であるから、1ショーケースに100〜120個としても、ミュージアム内に展示してある数はおよそ3千5百〜4千個くらいかなぁ〜と思う。

まだ展示していないバックヤードに置いてあるものが、およそ1千個くらいはあるかなぁ〜。

なぁ〜んだ、それでも、たったの4分の1かと思われるかもしれないが、展示出来ないモノの方が多いと云うのも事実なのだ。

マジックのチラシ、チケット、パンフレット、ビデオ、DVD、8ミリフィルム、写真、名刺、手紙、ハガキ、テレホンカード、手帳、譜面、スケジュール表、ネタ帳、郵便貯金通帳、大道具のデッサン帳、解説書、新聞・雑誌の切り抜き、色紙等なども数多くある。

こう云った薄いモノを額装したりして飾ると見栄えは良いのだが場所を取ってしまうので、専用ケースや段ボールに入れて仕舞ってある。

チラシ1枚、写真1枚をそれぞれ1点とカウントすると・・・。

また、トランプ(プレイングカード)の中には52枚(ジョーカーも入れると53枚)全部のデザインが異なるモノもあるのだ。

画家が1枚ずつデザインして、1点1点別々にプリントしたモノなどが十数組もある。

これをトランプ1組とカウントするのか、それとも53枚のモノとカウントするのかでも数は大きく違ってくるのである。

カウントの仕方ではアッと言う間に2万点近くになってしまうのだ。

だから、多少はオーバー目だとは思ったのだが、2万点と云う収蔵品数はまんざらデタラメというわけでもないのである。

まぁ、いずれ収蔵品のリストも作らなければならないだろうから、その時にハッキリするだろう。

正確な数はそれまでのお楽しみということにしておこう。

でも、収蔵物の数は、今後増えこそすれ、減りはしないのである。