帯広市が主催する「ばんえい競馬」で騎手や厩務員らが馬券を購入していた疑いがあると云う記事である。
記事によると、騎手1人と厩務員7,8人がばんえい競馬の馬券を数年間にわたり購入していた疑いがあるという。本人らは否定しているというが、インターネットの馬券購入サイトを通じて本人名義で購入した記録が残っているというから驚きだ。
「馬券を買ったこともないし、買い方も分からない」とか「他人に名義を貸しただけだ」とか言っているようであるが、バッカじゃなかろうか!
「競馬法」では地方競馬の調教師や騎手、厩務員らが、たとえ他都市開催の競馬であっても地方競馬の馬券を買うことを禁止しているという。
騎手が馬券を買ったというケースは過去にも例がないそうであるから、今回の一件がいかにお粗末な事件であることか。
自分名義で登録すること自体がアウトであるから、他人の名義を借りて馬券を購入したというのならまだ理解できるが、自分名義で登録してその口座から馬券を購入するって?????? こいつら底抜けのバカである。
私はギャンブルが大嫌いなのに、ばんえい競馬は世界唯一の競馬だから、帯広市民として文化として応援してきたのに・・・。
こういった人々の感情を逆なでする不祥事である。あまりにも底の抜けたバカバカしさに呆れてしまった。
もう一つ、観光面で嫌〜なニュースが流れた。先頃、トマムの施設を買収した中国の投資会社「復星集団(上海)」の郭広昌会長(48)が行方不明になっているというニュースである。ネットでは、どうやら中国政府に拘束されたらしいという憶測が流れている。
中国政府の権力闘争の一端であるらしいというから、これまた????。
この「復星集団」はサホロリゾートにあるクラブ・メッドの運営会社の筆頭株主でもあるという。
トマムを傘下に収めて、今後はサホロとトマムでリゾート開発でもやってくれるのかと期待していたところである。
観光という事業は、ほんの些細な事件で大打撃を受けてしまう脆弱さがあるものだから、今回のこの2つの事件が影響しなければ良いと願う。
底抜けのバカと権力闘争は怖いものであることよ。