四十九日の繰り上げ法要の日である。早いものでもう40日以上が過ぎた。この間は、私も12月3日のマジック・ミュージアムのプレ・オープン式があったりして、精神的にも体力的にもとにかく忙しい日々であった。
義父は早くお墓に入りたいと云う希望であったから、本来は墓地で読経してもらい骨を墓に納める予定であったが、68年振りの11月の降雪で墓が雪に埋まってしまい納骨は不可能な状況になってしまった。
このまま来春の連休明けまでは、雪が融けないから、納骨はその後と云うことになる。
墓地での納骨を止めたので、妻の実家に主だった親類が集まり、10:45からお坊さんに読経してもらい。
その後、場所を変え、義父の会計事務所の職員らを交えての食事会である。義父が大好きだった「松伊」のすきやきを振舞うことにした。
話も盛り上がったところで、私のマジックを演じることになっている。四十九日法要でマジックを演じるなんて云うのは珍しいことであるが、ましてや施主がマジックを演じるというのは実にオカシナことではあるが、妻が暗い会にはしたくないから、どうしてもマジックを演じてと云うのである。
まぁ、皆さん喜んでくれたし、その後の話題にもなったから、明るい四十九日法要になったのではなかろうか。
これで、ようやく一段落が着くことになる。
新年は新たな気持ちで向かえられそうである。