TBSの東芝日曜劇場で放映中の「下町ロケット」が実に良い〜。
観ているとウルウルと熱い涙が出て来る。
「誠実」、人生は正に誠実に生きると云うことに尽きる。と云うことを表現してくれているのが嬉しい!
現実の社会では、誠実に生きることが報われないことの方が多いであろう。
そう云う世の中に生きているからこそ、ドラマの中のこういう「勧善懲悪」の最後に正義が勝つという筋書きに拍手喝采を送りたくなるのが人情ってもんである。
実際の世の中には、勧善懲悪なんてものはない。悪い奴が栄えるのが常である。多くの正直者は損をする世の中なのである。
ズル〜イ奴らが大手を振って闊歩しているのが現実世界なのである。そういう世の中に居て、自分もズルク生きたくなるのを必死で堪えて頑張っている人が大勢居るのだろう。
それが、プライド・自尊心なのか、それとも・・・。
本来、人がこの様に生きたいと思っている姿勢を、阿部寛が演じてくれている。
劇中の人物に自分を重ねて、俺もこういう生き方をしたいが、でも・・・と云う人達が共感を覚えるのだろう。
現実は、ドラマの様にはいかないかもしれない。でも、自分が信じた道を生きることで悔いない人生を送りたい。
「誠実に生きる」
何に対して誠実に生きるのかは、それぞれであろう。
私は、自分の意志に誠実でありたいと思う。