さすが中国はスケールが違うなぁ〜!
20日中国南部の広東省深こう市で大規模な土砂崩れが発生し、工業団地に押し寄せた土砂によって多数の建物が崩壊し、数十人が行方不明になっているというニュースを聞いたが・・・。
急峻な山裾を無理に開いて工業団地を造成したのだろうなぁ〜と想像していたら・・・。
何と、崩れた山は、建設残土と云われる建物を建てる時に掘った土を運んで200mもの高さに積み上げたものだと言うではないか。
200mだよ、200m。
ビルの1階の高さを3mとしたら66階の高さに相当する。
建設残土を200mの高さにまで積み上げることの方が、200mのビルを建てるよりも遥かに難しいんじゃぁないだろうか?
誰が考えたって、積み上げただけの土が崩れないわけがないではないか。
この工事をやった人間達は、皆、子供の頃に砂場で遊んだ経験がなかったのだろうか?
その土が崩れて、ビルが崩壊する映像を見たが、安全意識というか、想像力というか、何かが決定的に欠けているなぁ〜。
これは、明らかに人災である。
人災のスケールも日本人には、とても考えもつかないような大きさである。中国、恐るべしだ。