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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-01-14-Thursday 地震

14日12:25頃に震度4の地震があった。

前日の13日の夕食時に母が「青森で地震があったから、近々十勝にも地震が来る、その時に持って逃げる荷物を昨日造ったんだけど、自宅(母の家)の鍵を失くして困った・・・」と騒いでいる。

この日はスペアキーで施錠して来たが、「あの鍵が無いと困る。アンタ知らないかい?」と私に聞くが・・・、私が知るはずがない。

一昨日の夕食を私の家で一緒に食べて、食べ終えた後に、自分で自宅の鍵を開錠して家の中に入ったのだし、13日の夕食時までは一歩も家から出ていないと云うのだから、我が家にはあるはずがないのに、アンタの家に置き忘れたかもしれないと言い出す。自分で開錠して家に入ったのだからどう考えても鍵は母の自宅のどこかにあるはずである。

年寄りはひとつでも気になることがあると、他の事が出来なくなるらしくて、この日の夕食を落ち着いて食べることができないようだから、「起きもしない地震の時に持ち出す荷物を造ったりなんぞ、余計な事をするからだよ。どうせ、その荷物の中にでも入れたんだろうさ。食べ終わったら一緒に探してあげるからゆっくり食べなさいよ」と言って夕食後に母の家に、鍵を探しに行ったのであった。

「地震の時に持ち出す荷物の中に入れたんじゃぁないのかい。探してみようよ」と言ったら、「この中は何度も探したけど無いから、鍵をエプロンに入れたまま洗濯機の中に入れたかもしれない・・・」と云うので洗濯機の中を探したが無い。あちらこちらと探したが見つからないので、最後にその荷物の中を、もう一度私が探してみることにしたら・・・、ちゃんとその中に鍵が入っていた。

「あれ〜っ何度も探したんだけどねぇ〜」と云う。まぁ、これからこう云うことが増えるんだろうなぁ〜。とんだ笑い話であったが・・・、

何と翌日の14日12:25頃に日高沖で地震が発生し、帯広でも震度4と大きく揺れた。

私達夫婦は馴染みの蕎麦屋で蕎麦が出てくるのを待っていた時であった。店内の客の携帯が一斉に警報で鳴りだした。すぐ後にテレビでも地震警報が鳴った。私の携帯はガラケーであるから警報は鳴らない。

「何だ!何だ!」と驚いている内にグラグラッと大きく揺れ出した。蕎麦屋の女性従業員と妻の二人がすぐに店の外に出た。私を放っておいて・・・。

けっこう長い時間揺れていたなぁ〜。

マジック・ミュージアムの展示物は倒れたりしていないだろうか?心配である。早々に食べ終えて会社に戻り点検をしたが、何も壊れたりはしていなかったので安心した。

それにしても。人間の脳味噌というものは、何かの機能を失うと、他の機能でも働くのかしらん。

母が地震が来ると言っていたのが現実になったことの方が驚きが強かったのであった。