河瀬勝郎(83)さんが18日にお亡くなりになった。
昨日19日の19時から、その河瀬さんが主導して始まったマジック教室を坂本ビル6階で開催する予定になっていた。
17時の会社終業後に夕食を摂る為に、一旦、自宅に戻って十勝毎日新聞のお悔やみ欄を見て驚いた。
河瀬さんの逝去が掲載されていたからだ。
3日前の16日の昼に、小野寺勇さんの1年祭で同席し、マジック教室の話をしたばかりであった。
昨年、すい臓癌の手術をされてからマジック教室は休みがちであったが、昨年12月の例会には出席して「マジック・ミュージアム」も見学していき、来年からはリハビリを兼ねてまたマジックをやりたい。とおっしゃっていたのに・・・。
19日のマジック教室に来た「マジック愛好会」のメンバーも皆一様に驚いていた。
16日は、病み上がりであるから、顔色はすぐれなかったが、一人で歩いておられたし、最初から最後までずっと出席されていたから、だいぶ回復されたんだなぁ〜と思っていたのに・・・。
河瀬さんは、私より二周り上の戌年生まれで、帯広市議会議員も務められた。マジックはかなりの年齢になってから始められたようであったが、とても熱心な人であった。
私が2007年3月末に「北の屋台」を卒業して、4月から「マジック図書館」を造っているとの新聞記事を読んで来社し「是非、あなたにマジック教室の講師をして欲しい。あなたにマジックを習いたい!」と熱心に口説かれたのである。
しばらくマジックの指導からは離れていたこともあり、最初は渋ったのであるが、数度の来社に根負けして引き受けたのであった。
これがきっかけになって、勝毎アカデミーでのマジック教室なども始めることになったのだから、ある意味、私の第2のマジック人生の再出発を後押ししてくれたことになるのかもしれない。
2周りも年下の私を「先生、先生!」と呼んで、熱心にマジック教室に通ってくれたことを思い出す。
あの世に逝っても、きっと周りの人たちにマジックを披露して楽しんでいることであろう。ご冥福をお祈りする(合掌)。