6年振りのゴールド免許である。
そもそも、私は自動車の運転が好きではないし、スピード恐怖症でもあるから、交通違反をすることなど、めったにないのだが・・・。
1977(昭和52)年の4月に普通免許を取得したが、1988(昭和63)年にスピード違反で捕まって以来、2010(平成22)年までの22年間は無事故無違反を続けてきた。
この平成22年の免許更新の直前に、釧路からの帰り道でネズミ捕りに捕まった。時速40㎞制限のところを50㎞/hで走っていて捕まったのである。
私の車をすごいスピードで追い抜いて行った車が、何故だか急ブレーキを踏んで減速した。きっとネズミ捕りのレーダー探知機でも付けていて、反応したから減速したのだろう。
私は、ずっと60㎞/hぐらいで走っていたが、ブレーキを踏むのは嫌いなので、エンジンブレーキで減速したのだが、50㎞/hまでにしか減速できなかったようである。
だが、私はスピード違反をしているつもりもなかったから、そのまま走っていたらパトカーが横道から出てきて「前の車、停まりなさい!」と言われて違反切符を切られた。
前の車は、ネズミ捕りを越えた後に、再び猛スピードで見えなくなっているのに・・・。理不尽さを感じたが・・・。
頭に来た私は、自宅近くのイエローハットに行って、ネズミ捕りのレーダーを購入して車に取り付けたのであった。
このすぐ後に、今度は、帯広市内の道でまたネズミ捕りに捕まった。これも時速40㎞制限の場所であった。しかし、この時には私の車の直前に別の車が走っていて、私はこの車の後ろを走っていたのに捕まったのである。私は「おかしいじゃないか!」と抗議したが受け入れられなかった。
またまた頭に来た私は、イエローハットに行って、今度は車載カメラを買って取り付けたのであった。
この2件の些細なスピード違反で、2010(平成22)年の免許更新の時はブルーの免許証になってしまった。
この時以来、再びズ〜ッと無事故無違反を続けているのであるが、何故だか、2013(平成25)年の更新時にはブルーのままだったのだ。3年間の無事故無違反ではゴールドに戻れないと云う。
今回、6年振りにようやくゴールドに復帰できたのである。
私の様な、安全運転の人間を、些細なスピード違反で捕まえるよりも、危険な運転をしているドライバーを捕まえろよ。
警察は、毎日、毎日、私の会社の前の4方向右折禁止の交差点で、パトカーで待ち構えていて、右折した車を捕まえている。
道路標識を見ないで運転している危険なドライバーではあるが、注意して正しく誘導してあげれば良いだろうに、だから警察官は嫌われるんだゾ!