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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-01-26-Tuesday 大寒波

世界中異常気象である。

日本では、奄美大島に雪が降った。115年振りだと云う。その南の沖縄にまで雪が降った。こちらは観測史上初めてだという。

ニュース映像を見たら、九州の長崎では17㎝もの積雪であるという。あの急峻な坂道だらけの長崎では、夏タイヤのままの自動車では昇り降りは怖くてというよりも物理的に出来ないだろうなぁ〜。あちらこちらで事故が多発しているようだ。

日本海側の雪もひどい状況だが、ふだん雪が降らない場所で降ると大混乱である。今後は、観測史上初めてとか、100年振りとかの異常気象が常態化するのかもしれない。これまでの常識が通用しなくなっている。

夏の大雨、秋の台風、冬の大雪。気の休まる季節が無くなりそうである。

アメリカのニューヨークでも大雪が降っているというし、台湾にも雪が降ったという。北極の寒波と偏西風の関係らしいが、日本だけでなく世界中で異常な気象状態が続いている。

十勝では、気温は低くてやたらと寒いが、それでも雪は降らなかった。

寒いと言っても、私が子供の頃に経験した−33℃の気温ではない。せいぜいが−20〜25℃くらい、帯広市内なら−20℃程度であるから、別段驚くほどの寒さではない。

雪はやっかいな代物であるが、寒さは、ストーブや服を着込むことで対処が可能である。服だって、着膨れすることがない薄い素材のモノが出てきているからファッション的にだってダサいということもないだろう。

断熱材の性能も上がってきているから、少ないエネルギーで家を温めることが出来るようにもなってきている。

普段から寒い場所に暮らしているから、−20℃くらいはヘッチャラである。

先日のテレビ番組「人生の楽園」では帯広に移住して来た夫婦を取り上げていたが、移住先に十勝を選んだ理由の一つが「雪が少ない」であった。

何度もこのブログに書いているが、札幌市は人口170万人以上の日本第5位の大都市であるが、世界中を探したって、こんな豪雪地帯に、これだけの人口が集まっている都市はない。

昨日のニュースでは、札幌は去年よりも5千人人口が増えたそうであるが・・・。

札幌は、毎年、捨てるだけの除雪費用だけで150億円も掛けてるなんて、私に言わせれば狂気の沙汰である。寒くても雪の少ない十勝に行政機能を移すべきであろう。

今後、少子高齢化で人口減少が進めば、札幌の除雪はこれまで通りには出来なくなることは必至であろう。その時になって慌てても遅いのだよ!

早目早目に手を打つべきだと思うがねぇ〜。