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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-03-06-Sunday 金原瑞人さん

翻訳家の金原瑞人さんが

帯広図書館の新設10周年記念の講演で帯広に来ると云うニュースを「広報おびひろ」で見て、応募はがきを送ったら当選した。

金原さんが多趣味な人でマジックも趣味のひとつだと聞いていたので、PCで検索して『私は現在、日本唯一の「マジック・ミュージアム」を作っている最中である・・・』旨のメールを送信してみたら「図書館の人とスケジュールを相談してみる」と本人から返信が来たのだ。

寄ってもらえたらこんな嬉しいことはない。

マジックが好きで、本が好きな人ならきっと喜んでもらえると確信しているからだ。

「マジック図書館」の方は2007年に一足早くに完成している。

このマジック図書館の蔵書数はおよそ1万5千冊で、手品・奇術関係だけではなく、魔術・魔女・魔法使い・超能力・UFO・妖怪・おばけ・霊・予言など「不思議」というテーマで集めている。

本屋に行くのが好きであるから、古書店も普通の本屋も暇さえあれば覗いている。長年の鍛錬で、背表紙を素早く見ていき背表紙に「手」「奇」「術」「魔」「マジック」などの文字を見つけると、ピタッとそこで目が止まる様になっている。

また、気になった本(本が読んで欲しいと私に訴えてくる)を手に取り、パラパラとめくっていくと、その文章の中の文字にも同様の反応をするようになっているのだ。

だから、大抵の「不思議」関係の本は所有している。

金原瑞人さんの「翻訳のさじかげん(ポプラ社)2009年3月2日刊」はどこかの雑誌の書評で「手品」と云う文字を見ていたが、そうして見つけた本のひとつで発刊時に購入していた。

サインをもらいたいと思って昨日本棚から取り出し、改めて読んでみたら「マジック」に関しての共通項をみつけてビックリした。

偶然にも、3日のこのブログに2月末に倒産した芳林堂書店のことを書いたが、その中で触れた「トリックスの水道橋店の布目貫一さん」「芳林堂池袋西口店の堤芳郎さん」など共通の接点があったので驚いたのである。

年齢も4歳違いであるから、ひょっとするとどこかで会っているかもしれないなぁと、妙に身近に感じたのである。

講演が始まる前の16時に図書館員が案内して連れてきてくれた。ほぼ1時間見てもらったが、おそらく時間が足りなかったと思う。

マジックマニアがじっくり見るには2〜3時間はタップリ必要な展示量なのだ。

色紙にサインをしてもらったのでさっそくミュージアム内に飾ろうと思う。

今度はジックリとマジック談義でもしたいものである。再訪を期待したい。