パンフレットが刷り上がって来た。
早速、PDFにして、マジック関係者や知人らにメールで送付したら、すぐに数人が感想を返信してくれた。
「おめでとうございます。楽しみですね」的な内容のものが多いのだが、中には「何だか、ゴチャゴチャしていて田舎のおっちゃんがコレクションを全部並べたてただけと云う感じに見えるなぁ〜、展示数をもっと絞って、説明文なりを付けなければマジックの素人には伝わらないゾ、まぁ、よく集めたというのは認めるが・・・」的な辛辣なものも数点あった。
しかし、まことにその通りである。
博物館と名乗る以上は、説明文を付けて展示したいと考えていたのだが、個人的な問題が多発して、予定通りに作業が進まなかったのである。その点は私が一番自覚している。
だから、恥ずかしながら「セミ・オープン」なのである。
私のブログの愛読者の方や、マジック関係者や、マジック関係者の遺族の方々から、毎日の様に寄贈品が届いている状況である。
せっかくの寄贈品であるから、オープンにお披露目したいとドンドンと詰め込んで飾っている内に、かなりゴチャゴチャしてきたのは否めない。
しかし、これはとても嬉しいことであるので、とりあえず「セミ・オープン」時にはなるべく多くを展示して、それから展示品の絞り込みや説明文の添付などを行ない。飾りっ放しではなく、年に1回は展示品の入れ替えも行ないたいと考えている。
ただし、作業はほとんど私一人でやっているから、時間が足りないのも事実である。
寄贈品などもあり、展示物は増えることはあっても減ることはないから、まぁ、あせらずに私の老後の楽しみに、コツコツとゆっくり完成に近付けていくことにしようと思う。