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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-07-05-Tuesday 寄贈品

16日にオープンさせるマジック・ミュージアムであるが、

ここにきて、全国各地から「展示して下さい」と寄贈の品物が続々と届いている。

今日は、札幌の勇崎建夫さんからA全版のパネルが8枚も届けられた。

勇崎さんのことは以前にも、このブログに書いたが、お父様がプロのマジシャンであった。

東京堂出版と云う出版社がマジック関係の本を多数出版しているが、その中に「マジックグッズ・コレクション(土屋理義著)2009年刊」というA5判145ページの本が在る。

その26〜27ページに「北都の奇術師ー勇崎天暁の魔奇術研究」という項目があって、この文中に「十勝毎日新聞」「帯広(藤丸)」の文字を見つけて「フ〜ンこんな人が居たんだなぁ〜」と思っていた。

私が大学生の頃に、新宿の百貨店に「天地奇術」というマジック売場があって、そこに「天地創一(本名:岡本健司)」さんという社長兼ディーラーをやっていた人が居た。話をしている内に、私が帯広の出身だと言ったら、自分も札幌出身なんだよと言って色々なことを教えてくれたのであった。

この天地創一さんが、勇崎天暁さんの作った奇術用品販売の「天暁魔奇術研究所」の通信販売員を担当していて、後に独立して「天地奇術」を作ったのだと云う。

天地のディーラー出身のプロマジシャンには北見マキさんやシルキー渚さんなどが居る。

ひょんな事から、数年前に奈良に住む友人から「北海道出身で沖縄に居る知人の勇崎さんと云う方のお父さんが昔プロのマジシャンだったんだよ。坂本さん知ってるかい?」とメールが入ったことで繋がったのである。

早速、メールアドレスを聞いて連絡したら、兄上が札幌に居て、お父さんのステージで助手を務めていたから兄の方が詳しいという。

今度は、お兄さんの連絡先を聞いて訪ねて行ったのであった。

お話を伺うと、実に興味深い話ばかりであった。私が「マジック博物館」を造っている最中だと云うと資料を提供すると約束してくれたのであった。

今回は、その約束通りに勇崎天暁さんの資料をパネル8枚にまとめて展示し易い様にして送ってくれたのである。

北海道のマジック界の貴重な展示資料になるであろう。

ありがたいことである。