«前の日記(■2016-08-13-Saturday) 最新 次の日記(■2016-08-15-Monday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-08-14-Sunday 平原まつり2

13日にプレ平原まつりが開催された。

「北の大地de大道芸フェスティバル」も、ばんえい競馬場と駅北広場に数名の大道芸人が赴き芸を披露することになっている。

13日夜の勝毎花火大会は2万発もの花火を打ち上げるので、全国各地からの集客があるイベントである。

昼間に帯広入りした観光客が、ばんえい競馬に流れることを期待してのイベントである。

私も、競馬場に同伴したが・・・。

競馬と大道芸は、かなり難しそうである。

ばんえい競馬も、かつてのギャンブルと云う、暗いイメージから脱却して、家族連れで楽しめる明るいイメージに移行させたいのだろう。

しかし・・・。

以前から較べると、確かにコアな競馬ファンが赤鉛筆を耳に引っ掛けて、競馬新聞を眺めながら賭けるという暗い感じは少なくなってきている感じだ。

だが、他のイベントを行なう場所の整備が、まだまだ足りない。特に電源が無いのは決定的な欠陥である。

どんなイベントであろうが、電気が必要なのである。

その電源が競馬場本体から取れないと云うのは・・・。

また、「大道芸」の生命線である「投げ銭」が集まらないと云うこともある。

集客イベントとして「大道芸」を使うのは、この点をクリアしないと難しくなる。

まったくのイベントとして、主催者側が芸人に「ギャランティ」を支払ってくれるような体制でなければ、芸人はただ客を喜ばせるだけで、自らの収益には貢献しない行事になってしまう。

会場が中心街と離れていることも、荷物の搬出入やら、芸人の移動などの面でも難しくしている。

競馬のレースとレースの間に、客がイベントを楽しめるような工夫が必要であろう。

駅前広場も大道芸向きの場所とは云えない。ステージ上での大道芸は、これまた投げ銭集めが難しいのである。

大道芸とは、道行く人に関心を持ってもうように芸を仕掛けて、自分で観客を集め、その観客から投げ銭を集めて、それを生活の糧にしている芸である。

最初から、別の目的で、その場所に居る人を相手に行なうことは、芸の面でも、収入(投げ銭)の面でも難しいのだ。

今後の課題であろう。

夜に、坂本ビルの駐車場を使って「ナイトパフォーマンス」をしてみることにした。投光機を用意してある程度の明るさは確保したのだが・・・。

裏通りと云うこともあるのか、人の通行量が少ない。21時に花火大会が終了したら見物客が大勢流れてくると思ったのだが、これが意外に難しかった。

私が、栄通りとの角に立って、道行く人に呼び掛けて、何とかかんとか観客を集めて、結構盛り上がったのだが・・・。

終わった途端に、客は投げ銭を払わずに立ち去ってしまった。

客席が道路側に面していることもあって、すぐにサァ〜ッと立ち去れる構造が禍いしたようだ。

これも来年の課題であるなぁ〜。