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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-08-15-Monday 平原まつり3

平原まつりは16日まであるのだが・・・、

今回は芸人のスケジュール調整のギリギリまで、日程の問題で確定が遅れたので、15日の演技が終了後に、恒例のファイナルショーをやることになった。

ファイナルショーは、13年前に、大道芸が「北の屋台主催」から「実行委員会組織主催」に変更になった時から続いている名物イベントで、一夜限りの出演者全員参加のコラボレーションショーなのである。

いつも、単独で演技をしている大道芸人が、帯広でだけは、協力し合ってコラボレーションをするのである。

まさに、帯広でしか見る事の出来ないショーなのだ。

この演出、構成を、芸人のダメじゃん小出さんが13年連続で担当してくれている。

このファイナルショーを見たさに東京から毎年、毎年来てくれる熱心な大道芸ファンの観客が居るほどなのである。私達スタッフもすっかり彼等と顔見知りになってしまった。

今回のフェスティバルは、若手の芸人さんが多くて、新鮮な感じである。ベテランの域に達したファニーボーンズやダメじゃん小出、中国雑技王の張海輪の演技は安心して見ていられる素晴らしい芸である。

彼等も、帯広にズ〜ッと出演してくれているから、帯広で芸域を広げている様な風にもみえる。

若手の芸人も、楽屋が一緒だし、スタッフとも家族的な親近感で接することができる帯広のフェスティバルは、他の芸人との友好を温めるチャンスでもあるし、いわゆる芸を盗むチャンスでもある。

身近に自分と異なる芸風や技を持っている芸人と接することで、吸収することが出来るのだ。

おそらく、帯広のフェスティバルに参加することは芸人側に取っても、他のフェスティバルとは異なるプラスの要素があるのではなかろうか?

今回のファイナルショーには、私もマジシャンとして参加せよとのダメじゃん小出さんの要請である。

舞台出演はしばらくやっていないから、盛り上げることは、私には出来ないので、前座として30秒だけ演技時間をもらって、マジック・ミュージアムの館長としてマジックを演じたのであるが・・・。久し振りに緊張したが楽しい一時であった。

最後の投げ銭タイムに驚くことが起きた。何と1万円札を入れてくれた客が居たのである。これまでに5千円札を入れてくれた客は居たが、1万円は初めてだ。きっと大満足してくれたに違いない。

このファイナルショーの収益は、この後に行なわれる出演者とスタッフ合同の恒例の焼き肉パーティの資金になるのだが、過去最高額の10万7千円超の収益であった。

今年も美味しい焼肉とお酒が楽しめそうである。