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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-08-25-Thursday 寛容さ

最近の世の中は「寛容」の精神が薄れているようだ。

自分には極端に甘く、他人には異常とも云えるほどに厳しい。

身近な例では、ネットオークションである。

孫の葬儀で東北に行っていた3日間は、PCを開いてみる精神的余裕も無かった。この間に落札した商品があった。数百円の値段で落札した商品である。

この取引相手が「24時間以内に連絡をして来ない人とは商行為を遮断する・・・」云々とのことで、今後は、私からのメールは一切拒否するとの宣告であった。

折りしも台風が襲来していた時期でもある。中には自宅から避難している人も居たであろう。そう云ったところに思い当たらないのだろうか?

確かに、入札の際の但し書きには「24時間以内に連絡可能な人に限る」とは書かれてある。しかし、不測の事態は生じるものである。24時間でバツッと連絡を遮断して、事情説明すら受け付けない態度って何なのだろうか?

きっと、以前に落札されたものの、ず〜っと放って置かれた苦い経験でもあるのかもしれない。しかし、24時間と云うのは・・・。

まぁ、どうでも良い瑣末なことだけど・・・。

民進党の蓮舫議員が、岡田代表を「本当につまらない男」と評した発言が話題になった。

おそらく本当にその通りなのであろう。

岡田代表は堅物過ぎて、人間的な幅と云うか、奥行きの無いと云うか、懐が狭いと云うか・・・、そんな人間のように感じる。私は、まだ岡田氏に会って話をしたこともないから単なるイメージだけであるが・・・。

それが、長らく一緒に仕事をしてきた同僚議員で、新しく代表選挙に立候補しようと云う人間から言われたのであるから、おそらく実体がそうなのであろうなぁ〜。

自分は人間味のある人物だと表現したかったのであろうなぁ〜。

私は蓮舫の様な女性は好きではないから、かばうつもりは全くないが、ついつい本音が出てしまったということであろう、別段、問題にする言葉でもあるまい。

親しいからこそ、出来る表現であろう。

最近は、あまりにも「言葉狩り」が多過ぎる。

これでは、面白い表現が出来なくなってしまう。

昔の政治家には、チャーチルのようなブラックユーモアの達人も居た。

言論の自由があっても、他人を傷つける様な発言はなるべくならしない方が良いとは思う。しかし、こうまで、言葉の隅っこまで取りあげられるのは如何なものだろうか?

この「言葉狩り」が、世の中から「寛容さ」を奪っているような感じがするのである。