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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-08-31-Wednesday 被害甚大

今回の台風の被害は甚大である。

気象条件の悪い時には、外を出歩かないのが鉄則であるから、ほとんど会社と自宅に籠っていた。

帯広市の中心街には、冠水などが無かったから、会社や自宅の雨漏りの被害程度にしか思っていなかった。

電話やメールなどで「大丈夫ですか?」との多数のご心配を頂き、そんなに心配されるほどヒドイ状況なのかと感じて、テレビのニュース映像を見るまでは、十勝の被害がこれほど大きかったことを知らずにいたのであった。

JR石勝線(札幌ー帯広間)の新得町付近の線路が橋ごと崩落した。これは痛い。橋を架け替えるには最低でも一カ月は掛かるであろうから、その間の人の移動や物流に大きな影響を与えるであろう。

高速道路も寸断されたと云うし、道路もあちらこちらで冠水や橋が崩落したりしていると云う。

十勝は陸の孤島になってしまった。

畑の被害も甚大だ。収穫真近であった作物が水に浸かって台無しになっている。今年の不作は確定的であろう。

先の7号や11号などが北見地方を襲った時に、タマネギ畑が大被害を受けたが、今回の10号で十勝の畑の被害も大きい。

小麦、ビート(甜菜:砂糖大根)、じゃがいも、長いも、小豆、、大豆、タマネギなどは品不足で価格が高騰するであろう。

帯広での、洪水と云えば記憶にあるのは、50年程前の私が小学4年生の時に、大雨で帯広川が氾濫し、帯広小学校の北グランドまで水に浸かったことがあったが、この時代のトイレは汲み取り式のいわゆるボットントイレで、この貯めてある人の糞尿が溢れ出て臭かったのなんの、現在は水洗トイレになったから、この糞尿が溢れるということはないであろうが・・・。

また、私が朝野球をやっていた頃であるから35〜6年前であろうか?大雨で水が十勝川の堤防を越えて、河川敷のグランドが水で流されたことがあった。

現在では、河川敷には、ゴルフ場、パークゴルフ場、野球場、公園などが整備されているから、今回の台風で、これらも使用不能になるであろう。

北海道の東部には、これまで、こんな台風が来たことがなかったから、備えが、行政も個人も充分ではなかった。

今後は、この様な異常気象が当たり前になるのであろうから、そちらの備えも考えなければならないだろう。

人口増加時代には、本来なら、人が住むには適していない場所にも、無理して住宅や設備を建てていたが、これからの人口減少時代には、災害に会いそうな場所には住まないようにすることも必要であろうなぁ〜。