自殺した少女が写っていた写真が、直前のまつりの写真展で最高賞の市長賞に内定したが、その後すぐに内定を取り消された。
その処置に納得出来ない遺族が、写真と自殺した子どもの名前などを公表したと云うニュース。
表彰する側は、死んだ人間の写っている写真を最高賞にしたら、問題が発生すると思ったのだろうが・・・。
遺族に内定を伝える前ならば、まだしも、一旦伝えた後で、ふさわしくないと云う理由で取り消したら、それが逆にどう云う事態になるのかという想像力が欠如している。
内定取り消しの決定は、表彰する側の意図に反して、逆に全国ニュースに取り上げられて、見識不足をさらす結果となった。
おそらく今後も全国各地から、苦情が寄せられるであろう。アッタマ悪い奴らだなぁ〜。
ディズニーランドのある千葉の浦安市で、30代の妙な女が路上で無差別に包丁で人を襲ったと云うニュース。
女がYouTubeのようなネットに投稿した映像に写っているこの女の目は完全にどこかに飛んでいる様な、虚ろで変な目であった。
精神を患っているのであろうが、刺された方は、意味も分からずに困惑したであろう。幸い、軽傷で済んだというから、まだしもであるが・・・。
似た様な、事件が多いように感じる。
バーチャルリアリティが流行っているようだが、既に、現実と空想の区別がつかなくなっている人間が増えているのではなかろうか?
私は、ゲームのやり過ぎではないのかと思っているのだが・・・。
最近は、自分がこうしたら、こうなるとか。こう言ったら、どう云う反応が起こるかと云うことが想像出来ない人が増えているのではなかろうか?
道を歩いている時にも、常に周りに神経を張りながらでなければ安心できない世の中になってしまう。
いやはや何とも暮らし難いことよ。