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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2016-11-13-Sunday 阿寒

妻の退院祝いを兼ねて近場の温泉に行くことにした。

どこに行こうかと行き先を選んでいたが、札幌方面はJRが依然として不通である。

自家用車で行ける範囲で面白そうな場所を探していたら・・・。

阿寒に去年新しくオープンしたホテルがあると云う。

ネットで検索して予約を入れた。

自動車の運転が嫌いだし、季節外れの雪も降ったから、バスで行けないかと調べてみたら、ホテルのHPには、帯広駅前のとかちプラザ前発が13:30で阿寒バスセンター到着は16時頃、料金は一人片道500円と載っている。

太陽が落ちるのが大分早くはなっているが、16時頃に到着するならまだ明るいだろうと、バスの予約を依頼する文を付けて申し込んだのであった。

ホテルからは何の連絡も入らないので、少し不安になって、ホテルに電話をしてホテルの予約とバスの予約の確認をしたのである。

すると、バスの出発時刻はとかちプラザ前が14:35で、阿寒バスセンター到着は17時頃ですと云う。バスセンターには、ホテルから迎えの車が行ってますので、それに乗って10分掛からずにホテルに到着しますと云う。

予定が1時間遅くはなるが、自分で運転するのは疲れるし、まぁ良いかと予約の依頼をした。「では、2人分のバスの予約をお願いします。この電話で帯広からのバスの予約は完了したんだね?当日14:35にとかちプラザの前で急行まりも号と云うバスに乗れば良いんだね。」と再確認して電話を切ったのであったが・・・。

出発当日の昼に、妻がスマホでホテルのHPを検索したらバスの時刻表にはとかちプラザ13:30発と載っている。妻が「あなたの確認の仕方が悪かったんじゃぁないの?スマホのホテルのHPに13:30発って載っているんだから、こっちの方が正しいんじゃぁないの?今時、スマホに間違った情報なんか載せてるわけないでしょ!」と云うものだから「じゃぁ、もう一回ホテルに電話して確認してみようか?」と云うことになった。

ホテルに電話して確認したら「バス会社に確認してから折り返し電話します」と云う返事である。直ぐに折り返しの電話が入って「14:35発に間違いありません。HPの時刻表は古いものが載っていたようです。申し訳ありません。」と云う。

まぁ、再確認したんだから14:35発は間違いあるまいと、とかちプラザに向かったのであった。

バスが到着して運転手に「予約した坂本で2名です」と告げたら、何と「坂本さん?2名?、予約は入ってませんよ」と云うではないか。

「これは、急行まりも号ですよね?ついさっきもホテルに電話して確認したばかりなんだけど・・・」と言ったら、運転手は「満席ではないから、2名なら大丈夫ですよ、乗れますから安心して下さい」と云うので、1000円札1枚を差しだしたら「料金は一人2000円で、2名で4000円です」と云う。「エッ、料金は500円って言っていたけど・・・」と言ったら「いや、帯広から阿寒までは2000円です」と譲らない。

自宅に戻って自家用車で行こうかと一瞬考えたけど、昨夜は雪が降ったから路面は悪いし、イライラしながら運転するのも危険だし、ホテルには後から文句を言ってやろうと、とりあえず4000円を払って、証拠に領収証を発行してもらったのであった。

阿寒バスセンターには17:05に到着、ホテルから迎えの車が来ていたので乗り換えてホテルに17:15に到着した。

ロビーで宿泊の手続きを行なったが、最後に「今日の昼にこのホテルに電話して再確認しているのに、帯広からのバスには我々2人の予約が入っていなかったし、料金は一人500円じゃなくて2000円も取られたけど、いったいどうなっているの?」と領収証を見せると、「コピーさせて欲しい、バス会社と連絡を取って確認しますので・・・」と云う。

部屋に入って、着替えてすぐに大浴場に入浴に行く。その入口にさっきの担当者が立っていて「坂本様、申し訳ございませんでした。明日ご精算のホテルの料金からバス代の2000円は差し引かせていただきますので・・・」と云う。

夕食の際には、ビールの小瓶2本が無料で提供された。

もしもバスが満席だったら・・・、領収証を貰っていなかったら・・・と考えると・・・、ビールの小瓶2本でチャラかぁ〜、まぁ、クレーマーに思われるのも嫌だしなぁ〜。

新しいホテルであるから、まだまだ従業員の教育が行き届いていないのかもしれないが、客にとっちゃぁ、それは関係のないことである。

せっかく、妻の気持ちを晴れやかにしてあげようとの小旅行であったのに・・・。私はナンダカナァ〜。

でも、妻は「露店風呂では目の前に鹿がやって来るし、とっても良い雰囲気のホテルで気に入ったわ」と満足して喜んでいた。22日間の入院に依って人生観がかなり変わったようだ。一度死にそこなった人間は、死神が離れるから長生きするって云うしなぁ〜。