1階の倉庫でマジックの大道具の組み立てをやっていたら、我が社の借主の一人で声楽教室を主宰している松﨑千枝子先生がヒョッと顔を出して、明日の18日夜にオペラの会を催しますので、是非ご鑑賞願いたいとチケットを置いていった。
演劇やミュージカルは大好きでよく見に行くが、オペラとなると高尚過ぎて・・・。
しかし、是非に、とも言われるとテナントさんでもあるし・・・。松﨑先生は7月15日のマジック・ミュージアムのオープンセレモニーにも出席して下さったし、お花も頂いている。
パンフレットを見たら、高校時代の友人のT君の名前が出演者の中にあったので、冷やかしにでも行くかと腹をきめた。
行くとなったら、手ぶらで行く訳にもいかないから、お返しのつもりでお花を用意して、妻と二人で鑑賞しに行ったのであった。
会場が18時30分で開演が19時であるから、そうなると、事前に夕食を食べておきたい。
会場の市民文化小ホールは、私の自宅とは400m程の距離でしかないから、会場と自宅の中間にあるレストランで食べることにした。当然徒歩で行くので、お酒を飲むことにした。
「観劇前にお酒なんて、不謹慎じゃないの?」と思われるかもしれないが、欧米のオペラハウスの中ではアルコール類を販売しているのがごく普通なのである。
開演前や中間の休憩時にロビーの売店でワインやシャンパンなどをたしなむのが大人の観劇の仕方であるが、帯広のホールではアルコール類は置いていないから、レストランで飲むことにしたのである。
ビールを2杯飲んで食事をしたのであった。
今回の「オペラ de Night」は色々なオペラの曲を、ストーリー仕立てに編成して歌を繋げていく趣向であった。
かなりの練習をしてきた努力の跡が伺える内容であった。
席が前から3列目と云うこともあって、出演者の顔がハッキリと見えたのだが、総じて、出演者の年齢がかなり高そうである。
最近の若い人は、オペラなんて興味が無いんじゃぁ〜なかろうかなぁ〜?
後継者作りには苦労すんじゃぁなかろうか?
楽しい一日であった。