還暦のお祓いである。
私は、昭和33年の戌年生まれなのであるが、1月29日生まれなので酉年生まれの連中と一緒に還暦を迎えることになるのだ。
厄年は、厳密に云うと節分で分ける様であるから、2月3日が境目になる。私は、ギリギリで今回の還暦の厄払いの該当者になる。
十勝酉戌会(とかちゆうじゅかい)は昭和32年4月2日〜33年4月1日生まれの同学年が主体の集まりで、男四十二歳の厄払いの時に始まった会であるが、その後に女性会員も入れていて、今回の還暦は男女共通の厄払いである。
妻も同級生であるから一緒に還暦なのであるが、去年の我が家には、いろいろな事があまりにも多く起こったので、単独でお祓いに行きたいと云うのである。
仕事が始まる前の午前中に、夫婦二人で帯広神社に行ってお祓いを受けて来たのであった。
19時からは、市内のホテルで直会(なおらい)である。直会と言っても神前に捧げたものを飲食するわけではないが、まぁ、要は飲み食いするのだ。
今回は初参加の人間も多くて、55名ほどの参加があった。還暦と云うのは人生の再出発でもあるから、多くの人が集まったのかもしれない。
55名は、全員が同じ年齢であるはずなのだが、どうしても同じには見えないなぁ〜。
二次会は1月末で閉店した歌夢音を貸し切って行なわれた。昔に帰って踊るのも懐かしいものである。
結構、愉快に飲んで唄ったのであった。