«前の日記(■2017-02-05-Sunday) 最新 次の日記(■2017-02-07-Tuesday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-02-06-Monday 小池劇場

20時からのNHK大河ドラマ

「おんな城主直虎」を見ようと、19:30から「ダーウィンが来た!」を見ていた。この番組も好きな番組のひとつである。私は動物ものも好きなのである。

20時になった途端に、字幕が入り、東京の千代田区長選挙で小池都知事が推す現職の石川候補が勝ったとの結果が流れた。

エッ、20時に投票締め切りだろう?もう結果が出たのか!と驚いた。

ニュース等の情勢から、石川候補が他を圧倒していたであろうことは想像出来たが、それにしても・・・。

普通なら75歳で5選目の選挙と云うのは多選批判、高齢批判など悪材料が多いはずだが、なにせ、相手の玉が悪過ぎた。いくら与謝野ブランドがあって41歳と云う若さがあったとしても、あまりにも冴えないビジュアルであった。

三人目の候補者が同じ41歳で、しかも、ビジュアル的にはハンサムで颯爽とした雰囲気であったから、これも大分損をしたなぁ〜。

飛ぶ鳥を落とす勢いの小池都知事を相手に戦うには、誰も恐れをなして名乗りを上げなかったのであろう。ドン内田はたぶん無理やりに与謝野候補を担ぎだしたのだろうが、おそらく見返り条件として、次の都議選か、衆院選にでも自民党候補者として立候補させる約束でもしたのだろうが、今回の圧倒的敗戦ではイメージが悪くなり過ぎて、この人に次は無いような感じがするなぁ〜。せっかくの銀行員を辞めてしまって人生の選択を誤ったのではないか。

しかしだ。日本人の付和雷同振りには呆れるなぁ〜。ブームは怖い!トランプを大統領に選んだアメリカを笑えないぞ。

小池都知事は破壊者としてはスゴイが、為政者としてはどうなんだろう?

東京都が運営しなければならない豊洲市場のイメージをこれだけ下げてしまっては、市場としては機能しないであろうなぁ。

廃止するにしても、築地市場を再構築するにしても、今後、莫大な税金を必要とするであろう。いくら裕福な東京都であっても1兆円近い金をドブに捨てるような行為は、経営感覚のある人間ならしないであろう。

どうやって、豊洲問題を収束させるのだろうか?

前任者等の不正を暴いたとしても、結局は、この豊洲市場を担うのは他ならぬ東京都なのであるから、東京都の改革をすると言って膿を出し切たっとしても、肝心の東京都が破産したら元も子もないではないか。

経営者感覚としては、ほどほどにしておこうと思うのが普通だが、小池都知事にはそういう感覚はなさそうだ。そこが一般大衆に受けているところなのだろうが、水清くして魚住まずである。為政者には清濁併せ呑む度量が必要だ。毒と云うのは死なない程度にしか活用できないものなのだがなぁ〜・・・。

何だか、散々に東京都を引っ掻き回して、私は国政に戻ります。ハイサヨウナラという感じがするんだがなぁ〜。