屋根の上の大きな氷の塊が落下したのであった。
起きてカーテンを開けて窓の外を見たら、雨が降っている。
エ〜ッ、2月中旬に雨?
天気情報を見たら、今日の帯広の最高気温は+6℃になると云う。
北海道の人間は、普段、この時期に、気温にいちいち「マイナス」と云う言葉を付けない。「マイナス」なのが当たり前だからだ。
それが・・・。
ここ2〜3日は確かに寒くはなかった。昼間にコートを羽織らなくても昼食に近くの蕎麦屋までは行けるような気温であった。
道路の氷も融けて、かなり路面が露出してきた感じがしていたが、+6℃というのは、ちょっとこの時期には暖かすぎる。
我が家の屋根の様に、氷の塊がいきなり落ちてくるし、山間部では雪崩が起きる。
今朝の新聞記事で、このところの高目の気温で、各学校の「陸(おか)リンク」(グランドの積雪を踏み固めて水を撒いてスケートリンクを造る)の氷が融けて、スケートの授業が出来ないと書いてあった。
道路も、周りの積んである雪が融けて、路面に流れてきて、その水が夜にマイナスになって凍ったら、路面がツルツルになってかえって危ない。
季節と云うのは、寒い時には寒く、暑い時には暑くなってくれないと、いろいろと支障が出るもんだ。
おかしな天気である。