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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-03-05-Sunday LALALAND

映画「LA LA LAND」を観て来た。

例に依って夫婦50歳割引制度で2人で2200円!安い!映画はコストパフォーマンスが良い娯楽である。

私は映画の中でもミュージカル映画が大好きだ。

これは恐らく父の影響であろう。

父はダンスホールを昭和27年に北海道で2番目に開業してしまったほど社交ダンスが大好きであった。また映画も大好きであったから、当然ながらダンスの場面が出てくるミュージカル映画が大好きであったのだ。

私は子供の頃にフレッド・アステアやジーン・ケリーの映画によく連れて行かれたものであった。私の年齢で、ハリウッド全盛時代のミュージカル映画を映画館で見ている人間は少ないであろうなぁ〜。封切りじゃぁないけどね。

今考えると、何故、私とだったのだろうか?

何故、母とは行かなかったのだろう?

母に聞くと、祖母が夫婦で出歩くことを許さなかったらしいが・・・。

結局、私は社交ダンスには興味を示さなかったから、英才教育のつもりが当てが外れてしまったのかもしれない。

ジーン・ケリーのダンスは、どこか体操選手みたいな感じで、運動神経抜群の人が踊っている固いイメージであった、子供心にも優雅さは感じなかったが「雨に唄えば」は好きな映画であった。

対して、フレッド・アステアの優雅で華麗なダンスには、子供心にも素敵だなぁ〜と思っていた。

父も同様だったようで、きっとアステアに憧れていたのかもしれないなぁ〜。

今回の「LA LA LAND」はそんな、ハリウッド全盛時代のミュージカル映画を彷彿とさせる映画であった。

このディミアン・チャゼル監督はまだ30歳台だと云うが、彼は一体どこでミュージカル映画を見たのだろうか?

このチャゼル監督の前作品の「セッション」は帯広の映画館では上映しなかった。だが、どうしても見たくて、わざわざ東京の映画館まで行って見てきたのである。帯広での上映作品を選んでいる人間は、どうも私とは感性が合わないようだなぁ〜。

主演女優のエマ・ストーンも良いなぁ〜。この人は、ウッディ・アレンが監督したマジシャンが主人公の映画「マジック イン ムーンライト」で、ヒロインのインチキ霊媒師の役をやっていたが、その時からキラリと光るモノがあった。

例に依ってストーリーは、まだ見ていない人の為に、ここでは語らないがノスタルジアに溢れた、見ていて何だか懐かしさを覚える映画であった。

タモリが嫌っている「突然歌って踊り出す」のがミュージカルの良さなのである。