再検査の要有りとの結果が出たので、今日はMRI検査を受けて来た。
去年、脳ドックを受けているからMRIは2回目であるが・・・。
受付の看護師さんが、私の名前を呼んだ後に、Mr.マリックのテーマソングを口にしながらマジシャンの坂本さんですね?と確認の作業をおこなう。
MRIの看護師さんは、オリーブの首飾りを口にして坂本さんですね?と云う。このところテレビに出ずっぱりだから、すっかり覚えられてしまったようだ。これでは悪いことは出来ないなぁ〜。
前回のMRIの撮影と違ったのは、造影剤が内服液になったことだ。
発売されたばかりのポカリスウェットを飲んだ時のことを思い出した。美味くはないが、吐き出すほど不味くもない。なんじゃこりゃ〜と云う感じで飲み干した。
機械に入る前のチェックが厳しい。同じことを3回も聞かれた。要は身体に金属類は付けていないか?と云うことらしい。
1点疑問に思った質問は、歯の事で、入歯をしているか?インプラントをしているか?と云うものだが・・・。
銀歯を被せているのはOKなのかなぁ〜とフッと思ったが、銀歯は関係ないらしい。この辺が良く理解出来ない。
私は、閉所恐怖症ではないから狭い中でもヘッチャラだが・・・。
身体をマジックテープでガッチリ固められた。
注意事項として、振動に弱い検査機だから、手足の指も動かさない様にと云う。マジシャンだから、いつも無意識の内に指を動かす癖があるから、逆に動かさない様に意識するのは辛かった。
腕をガッシリと固められたものだから、段々と右腕が痺れて来た。その内に鼻の頭が痒くなってきた。
これにはかなり困ったが、途中で動いたらオジャンになるらしいから何とか我慢したのであった。痒みを堪えるのは、痛みを堪えるより辛いものだ。
機械の中ではドーン、ドーンと大きな音がする。
結構長い時間中に入っているのだが、この音が、何度も変化するし、しばらく音がしなかったから安心していたら、急に大きな音になったりしてビックリする。ビックリしても身体を動かしてはいけないから、妙な緊張感だ。
途中で何度も、呼吸を止めての撮影があるのだが、「ハイ息を大きく吸って〜、ハイ吐いて〜、そこで息を止めて・・・、ハイ楽にして〜」のタイミングがなかなか私の呼吸と合わないのである。
息を吸うときに、複式呼吸で吸うか、肺呼吸で吸うか、迷ってしまうのだ。
おかげで変な汗をかいてしまった。
結果はまた来週である。