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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-06-19-Monday 銀座

今日は13時15分発の飛行機で帯広に戻る。

午前中に、銀座に新しくオープンした「GINZA SIX」を見に行くことにした。ここは松坂屋デパートがあった場所に新たに造られた商業施設である。

当初は高層ビルでの計画であったが、銀座の商店街が銀座に高層ビルは似合わないと異議を申し立て、この高さになったと云う。

10時に到着したら、開店が10:30とのこと。入れないのかと思ったら、パッサージュ通りとやらで、中を通リ抜けられるようになっていたから、そこの中に入って時間を潰して開店時間まで待った。

朝から、入り口では大勢の客が待っているが、月曜日の午前中だから男性客はほとんど居ない。

飛行機の時間があるから12時にはこの店を出たいので90分位しか時間がない。サァ〜ッと一通り店舗内を見て回ったが・・・。

高級品が多いが購入している客は見受けられなかった。皆、私と同様の見物客みたいな感じがする。

ここ最近、東京に新しく出来た店をかなり見学しているが、どこも、中に入っているテナントは全て似た様なショップばかりだし、しかも、どこの店も売れているようには見えないのだ。

ただし・・・。

11時半に、蔦屋書店のフロアに行ったら、そこにある飲食店だけは、早くも女性客が行列を作っていた。

おそらく、ほとんどの客が、仲間内の話題にするために、友達数人と見学に来ては、モノは買わずに食事だけをして帰ると云うパターンなのではなかろうか?

蔦屋書店の品揃えは、美術書が中心で、そんじょそこらの図書館なんかよりもスゴイ種類で、よくぞここまで揃えたなぁ〜!と感嘆したが、しかし、この種の本は売れないだろうなぁ〜とも感じた。展示の仕方も効率よりも、ディスプレー重視といった趣であった。販売よりも、広告宣伝?

売るよりも、店の格を上げる為のショップと云う感じである。しかし、これだけの経費を掛けて、果たしてペイするんだろうか?

他の店舗も同じような趣旨で、広告宣伝用として出店しているのではなかろうかなぁ〜?

これでは、いよいよ地方の物販店は厳しい。

もう販売はネットで、格の向上は店舗で、と云う時代になっているのかも・・・。