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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-06-20-Tuesday 生体検査

今日は前立腺の生体検査の日

去年の5月の人間ドックで前立腺のPSA検査を受けたが、その数値が12.8とかなり高かった。すぐに泌尿器科を受診したら、「このPSA検査の数値は前立腺肥大症か前立腺癌か炎症を起こしているかのケースが考えられます。まずは触診で肥大症か否かを調べましょう」と肛門から指を入れられて検査をされたが痛かったのなんの・・・。

どうやら私は「ケツの穴の小さい奴」のようだ。でも、おかまの人って痛くないんだろうかと思ってしまったくらいである。

触診の結果、肥大症ではないとのことで、医者からは、普通、このPSA数値が4以上で生体検査をお勧めしていますと云うから生体検査の予約をしたのだが・・・。

自宅に戻って本やネットで調べたら、なんだか触診よりもかなり痛そうに感じたので、直前にビビッてしまってキャンセルしてしまったのである。

キャンセルした際に、一応は11月頃に再予約をしたのであったが、これもビビッて止めてしまったのであった。

前立腺癌は進行が遅い癌だと云うし・・・。

今年の人間ドックで再度のPSA検査の結果は17.5と去年よりも数値が上がっていた。

再び、泌尿器科に回され、エコー診断を受けたが、医者からは生体検査をお勧めしますとのこと。

覚悟を決めて20日の今日受診したのである。

14時半の検査であるが、事前説明では、朝の排便があればそれでOKとのこと、前日からの食事の制限もないと云うのだが、念のために当日の朝食、昼食も抜いておいたのであった。

朝は事前に渡されていた抗生物質薬を飲んだだけである。

14時に病院に入って下さいと云うので、病院には会社から歩いて行った。

今日の帯広の気温は27℃くらいで10分ほど歩いて病院に行ったら汗が出てきた。緊張の汗なのか、高気温の汗なのか・・・。

高齢化社会になった今日、前立腺の病気は今後増えると予想されているから、これから前立腺の生体検査を受ける人の為に、ビビらなくても済むように少し詳しく書いておこうと思う。

治療室に入る前に説明事項の、朝の排便、抗生物質薬を飲んだかの確認と、血圧、体温の検査をした後、腕に筋肉注射を1本打つ。麻酔は無しだ。検査の前に小便をして来てと云われる。

治療室で、ズボン、ステテコ、パンツなど下半身は丸裸になって、診療椅子に座る。

椅子は奥行きが浅くて、乗っけたお尻の前半分の部分が下がるようになっている。足のふくらはぎを乗せる台があるがベルト等で固定をするわけではない。

顔の前にはカーテンがあり、医者の顔も見えないし、何をやっているのかも見えない。

椅子が倒され仰向けになり、足が左右に開かれる。女性が出産する台の小型のもののようなのだろうなぁ。

医者が、肛門から指を入れて前立腺を触診するが、これがものすごく痛い!

お尻の穴に火が付いたようにカ〜ッと熱くなる感じがする。

一旦指を抜いて、今度はエコーの機械を挿入するが、これもすごく痛い!

医者が何をやっているかはカーテンが掛かっていて見えないから、あくまでも想像でしかないが、漏斗(じょうご)みたいな器具を挿入して肛門を開いたままの状態にして、そこから器具を入れているような感じがした。

ホッチキスみたいなガチャンと云う大きな音がする、針を刺して検体を採取する音だが、この痛みはまったくない。

痛いのは肛門だけである。

前後左右に機械を動かして、前立腺を広範囲にカバーするように検体を採取するのだろう。計8回ガチャンと云う音が聞こえたら終了である。

検査自体は15分程度の時間しか掛からなかった。

意外とあっけなく終わった感じである。

終わった途端に緊張が解け汗がドッと出てくる。

終了後に病室で採取したばかりの検体を見せられたが、透明な瓶に透明な液体が入っており、番号が1〜8番まで振られてある。医者が瓶をゆすると、中で細長い糸みたいな白いモノがユラユラと揺れていた。

医者からは、今日は血便が出たり、血尿が出たりするが、トマトジュースのように大量でなければ大丈夫。もしそうなったら、すぐに救急外来に連絡して来て下さいとのこと。湯舟には入らないようにとも注意を受ける。

支払いを済ませて徒歩で帰社しようと思ったが、歩くとお尻の穴がヒリヒリするのでタクシーで戻った。検査後最初の小便では血尿は出なかった。

検査結果は9日後である。果たして結果は・・・。