「今日、日本で一番暑かったのは北海道の帯広市です」と云うのは毎年見る光景であるが・・・。
この2,3日の猛暑で、連日、帯広の名前と映像が全国ニュースで流れた。
会社には、もちろんクーラーが付いているが、我が家には、愛犬用に居間に一つ付けただけである。
これまでの帯広は、乾燥している場所であるから、昼間は暑くても、夕方に太陽が沈めば、ス〜ッと気温が涼しくなっていたから、夏でも扇風機があれば過ごせていたのであるが、この3日続きの猛暑では、家の中の温度が上がってしまい。外よりも家の中の方が暑くなってしまう。
これは、高気密、高断熱住宅の特徴でもあるのだ。
北海道の住宅は、長〜い冬期間に暖房で温めた室温を冷まさないように、高気密の壁で保温する構造になっている。いわば魔法瓶のような住宅なのである。
だから、一旦温まってしまった室温は、窓を開けたくらいでは下がらないのだ。夏用の住宅構造になっていないのである。
あいにく、今回の猛暑日が、会社が休みである土日に掛っているものだから、会社に避暑に行けないのである。
暑さに弱くて、汗かきの私にはとても辛い状況なのである。
長女の友人の結婚式が札幌で開催され、それに出席するために仙台から札幌に来た娘が、私の身体を気遣ってわざわざ帯広に立ち寄った。
少しは父親のことを心配してくれているようだ。
娘を連れて、お墓参りに行って来たが、墓石の照り返しでものすごく暑かった。
自宅の2階にある娘の部屋は現在は使っていないのだが、その部屋は室温が40度近くにもなっている。
とてもこの部屋では眠れないだろうなと思っていたが、夕方から窓を開け放していたら室温も下がってちょうど良い温度になったようだ。
自分の部屋で寝るという。
風通しが良ければまだ何とかなるようだなぁ〜。