«前の日記(■2017-07-19-Wednesday) 最新 次の日記(■2017-07-25-Tuesday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-07-20-Thursday がんガン癌

いまや日本人の2人に1人は癌に罹患し、

3人に1人は癌で死亡すると言う。

先月29日に、医者から、私が癌に罹患したとの宣告を受けた時には、少し動揺したが・・・、

自分は絶対に癌にはならないだろうと云う、まったく根拠の無い自信が、何故だか私にはあったのである。

病院嫌いの私がここ十数年間、毎年、人間ドックを受診してきたのも、その自信を検査で裏打ちし、確認するための作業であったに過ぎなかった。

これまでに、何度か人間ドックで「再検査の要有り」との診断が出て、精密検査を受けたこともあったが、その都度、重篤な病気や癌ではないことを確認して安堵していたのである。

去年の人間ドックで初めて前立腺の血液検査である「PSA検査」をオプションで受診したのも、還暦を迎えるにあたって、男性の老人に多い前立腺の具合でもそろそろ調べておこうか、くらいにしか考えていなかった。

しかし、PSA検査の数値が12を超えていて、癌の疑いがあるとの指摘を受けたのだが、1年間放置したのも、私に限って癌であるはずがないと云う根拠の無い自信があったからである。

以前から、長生きしたいとは思っていない、ただ父の享年の64歳だけは越えたいと言い続けてきただけだったのだが・・・。

自分が癌だと知らされる前は、他人の癌にはまったくの無関心であった。

それが、いざ、自分が癌だと知らされると、周りの癌患者のことが急に気になり始めたのである。

ここ最近は、知人が癌で闘病中とか、亡くなったとか聞くと詳しく内容を知りたいと思うようになった。

まだしも不幸中の幸いであると思うのだが、私が罹患した前立腺癌は、この癌自体で死ぬ患者数は少ないし、進行も遅い癌であるという。

他の箇所の癌から比べれば、生存年数も長いという。

この世に生まれた者は、必ずいつかは死ぬのであるから、自分の死期を悟った上で、残りの人生を有意義に楽しく過ごそうと考えている。

癌の治療には後遺症は付き物であろう、だが、そんなことで暗くなったりしない様に、マジック的思考法で気持ちを切り替えて、むしろ治療を楽しむくらいにしてやろうと思っている。

幸い、会社の方は、妻がすべてを切り盛りしてくれているから、私が治療で不在でもまったく問題がない。

これが逆だったら大変なことになるが・・・。

我が社には、頼もしく気丈な妻と、働き者のスタッフが居てくれることに感謝している。