治療そのものは週に4回で、しかも1回の治療時間は僅か20分間であるから、治療が終わったら何もすることがなくて暇である。
8日の治療を午前中で終了後に放射線科医師の診察があった。
副作用がないかの診察である。
2〜3日前から、右肩が五十肩の様な痛みが出てきたし、手指の関節が痛くて力が入らない。暇つぶし用に、カード、コイン、ボールなどのマジックの基本的な道具を持参しているが痛くて練習する気になれないのだ。
暇だから週刊誌を買って読んでいるが、袋とじを破って見ても、オチ〇チ〇がまるで反応しない。ピクリともしないのである。逆に心なしか小さくなっているようにも感じるくらいだ。部屋でシャワーを浴びた時には、乳首が敏感になっていて触れると痛痒いのである。
それらを訴えたら、それは陽子線の副作用ではなく、1日に打ったホルモン注射の副作用の様だとのこと。血液のPSA値(前立腺癌の進行度をみる値)が6月の17.8から0.2に下がっているから、注射がかなり効いているようであるとのこと。
喜ばしいのやら・・・。
午後からすることがないので、従弟のところに顔を出すことにした。
従弟は札幌市内の大丸藤井ビル内で歯医者をやっている。
今回の治療にあたっても、事前に心配していろいろと調べてくれたのである。
従弟と云っても私よりも18歳も年上であるが、私に酒を始め、バックギャモンやらダーツやらの遊びを教えてくれた遊びの先生である。
因みに、私にマジックをするキッカケをくれたのは、その弟の方で、こちらは私より8歳年上であるが、一昨年、肝臓癌のために64歳で亡くなってしまった。
ススキノに行って飲むか?と誘われたけど・・・。
残念ながら、治療中は禁酒を言い渡されているからなぁ〜。
一緒に近くの蕎麦屋に行って、蕎麦だけ食べることにした。
私は癌の疑いを言い渡されて以来5月中旬からず〜っと酒を断っている。
この従弟に「私が高校生の時に、貴方に酒を教えられて以来、こんなに酒を飲んでいない期間は初めてだよ」、と言ったら笑っていた。
太陽フレアの地球到達時間が、昨日のニュース時には8日15時頃からだと云っていたが、夕方のニュースでは、午前中に到達していたと云う。ちょうど治療中だったんだが・・・、影響はなかったんだろうかねぇ〜?