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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-09-25-Monday 駒大の仲間

東京在住の

駒大マジック・クラブの同窓生から「出張で札幌に行くから病気見舞いを兼ねて会いたい」との連絡が入った。PCのメールは受信が出来るのだが、送信が不調なのである。いつもPCのメールでやり取りしているから、携帯メールには登録をしていなかったので、別の同窓生に連絡して、そこを経由して私の携帯に連絡をしてもらったのであった。

彼とは、毎年6月に開催されるマジック・クラブの同窓会で顔を合わせている。今年の6月18日の同窓会でも顔を合わせたが・・・。

私は、2日後の6月20日に前立腺の生体検査を帯広の病院で受診することになっていたし、5月22日の人間ドック受診4日前の5月18日からは、ズ〜ッと禁酒を続けていたので、学生時代から毎日の様に大酒を飲んでいた私が、一滴も酒を口にしないので不思議に感じたのだろう。「どうして酒を飲まないの?」と聞かれたので「前立腺癌の疑いがある・・・」と告白していたのである。

彼は製薬会社に勤めているから病気に関しても詳しく、いろいろ心配してくれて情報をくれていた。今回は会社の仕事で札幌への出張が入ったとのこと。感謝である。

癌は、いまや日本人の2人に1人が罹る病気であるから、確率的に言っても私が癌になることに何ら不思議は感じない。問題は罹る部位であって、前立腺癌にはそれほどの脅威を感じていない。しかも、私の場合は、早期発見であったし、他の臓器やリンパへの転移がまだなかったから、先端治療の陽子線治療が受けられる。

身体への負担を考えれば、できれば切除手術は受けたくなかったし、もしも転移が起こっていたら、切除手術すら無意味なことになる。

放射線治療や手術が無意味な状況ならば、残された選択肢は内分泌療法(ホルモン療法)だけと云うことになるのだが、幸いなことに全部の選択肢の中から、自分の納得できる治療法を選択することが出来た。

費用が超高額な陽子線治療が受けられるのも生命保険の先進医療特約に加入していたからで、考え様によっては、ある意味ラッキーだったのだと思えるほどである。

やはり「人間万事塞翁が馬」なのである。