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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-10-06-Friday 5日

北大病院勤務の知人

(去年、マジック・ミュージアムにマジック道具を寄贈してくれた吉野さんのお孫さん)が、暇を持て余しているようだからと映画のDVD10本を貸してくれた。ありがたいことである。元来は、私は読書の方が好きなのであるが、何故だかこの治療を始めてからは本を読んでいるとすぐに眠たくなって来て、1時間と続けて読んでいられないのだ。治療中の時間潰しにはDVDが一番なのである。

5日の治療終了後に、看護師さんと今度の衆院選挙の話になったが「北大病院では不在者投票が出来るんですよ」と云う。「私は帯広在住だけど、それでも北大病院で投票が可能なんですか?」と聞いたら「申し込めば可能ですよ」と云う。でも・・・。

どうしようかなぁ〜。今回の選挙は不在者投票をするまでの意義を感じないから投票しないでおこうかなぁと思っていたのだが・・・、こう云う経験も滅多に出来ないしなぁ〜。話のタネに丁度良いから、もう一度考え直してみるとしよう。

今朝の札幌は初冠雪を記録するほどの寒さである。北大病院の中は全体的に温かく保たれているのだが、陽子線治療センターの入口(2階)と病院の建物とをつないでいる渡り廊下の30m位の部分だけはものすごく寒いのである。渡り廊下だけの細長い箱を横にした様な天井・床・壁の上下左右が直接外気に触れているこの渡り廊下は、壁にガラス面も多くて外気温の影響をモロに受け易い構造になっている。ユックリ歩いても20〜30秒程度でしかないのだが・・・。

治療するには、腹部や下半身の着衣を脱なければならないので、これまでは薄着で治療センターに通っていたのだが、風邪をひかないように細心の注意を払うことにして、昨日、帯広から持参した上着を、渡り廊下の手前で羽織ってから通過したのであった。この渡り廊下はそれほど寒いのである。

治療終了後に、床屋に行った。前回9月14日に北大病院内の床屋で、マジシャンの故アダチ竜光師にソックリの人に散髪してもらったのだが、今回はもう一人の別の床屋さんである。とても丁寧で、サービスで髭も整えてくれたのであった。

ネットニュースで「手品用にコインを改造して販売した人が逮捕された」と出ていた。日本ではコインの改造は法律違反である。だから、ほとんどのマジシャンは大きくて見栄えの良いアメリカの1ドルか50セント(ハーフダラー)コインを使用するのだが、しかし、自国の見慣れたコインじゃないと、客には馴染みがないから、マジック用のコインを使用しているようで、どうしてもインチキ臭く見えてしまうと云うデメリットもある。だから私はほとんどコインマジックを演じないことにしているのだ。

日本硬貨の改造に関しては、何年か前にもマジックショップが摘発されたことがあった。

日本の現行コインは、1番大きな500円硬貨でも、マジック用には大きさが不足しているから使わないマジシャンが多いが、それでも、マジシャンの中には不思議さを演出するために、あえて日本の硬貨を使う人が居るのも事実である。仕掛けを必要としないテクニックだけのコインマジックの演技でも、トリックコインをちょっとだけ混ぜて使うと、より不思議な演出が可能になるからだ。

以前の摘発の時も、ニュース番組などで仕掛けを詳しく報道する番組もあったのだが、それは避けて欲しいなぁ〜。マジックのタネを公開することになってしまうからだ。

タネ明かしになるような野暮な報道はしないで欲しいと願っている。