今日は、整形外科、放射線科、泌尿器科の3科を受診することになっている。
まずは午前中に、採血と検尿をした。
昼食後の12時半に整形外科を受診した。
五十肩の治療で、先週と同様に右肩に注射を打ったが、この注射の効果はあんまり感じない。
相変わらず右肩が痛いままである。結局は、注射を打って、痛い箇所には湿布薬を貼るだけ、また1週間様子を見ましょうと云うことであった。
陽子線の治療は今日の治療で30回中の20回目で、3分の2を終了することになる。
目下のところ副作用もなく、順調に進んでいるが、今日の治療はいつもよりも少し時間が多く掛かった。
いつもの治療時間は午前10時半から施術しているのだが、今日だけ午後の15時開始であった。新しい患者さんとの時間調整であったらしいが、いつもと治療開始時間が異なったが為に、治療直前の私の普段の生活パターンとも異なることになってしまった。
それが為に、私のお腹の中のおならの量がいつもの状態とは若干違ったのだと云う。
前立腺の位置が直腸内のガスの動きによって、微妙にズレが生じたようで、その位置の補正作業に手間取ったのだと云う。それほど繊細な治療法だと云うことの証なので患者としては逆に安心であるが。
金曜日の陽子線治療終了後には、放射線医師の定例の診察がある。
午前中に採血したデータで、前立腺癌の進行具合を確認する「PSA値」の数値が0.2に下がっていた。順調に治療が進んでいると云う。副作用も全く無いし、腰の辺りが、やや日焼けしたように薄っすらと赤くなっている程度で痒みなどもない。残りはあと10回で陽子線の治療は終了の予定である。
最後に、泌尿器科の受診である。
ここでも午前中におこなった血液データ、検尿データからみて、ホルモン療法の注射が陽子線治療と相乗効果をあげているとのこと、順調に治療が進んでいるとのことである。
泌尿器科は、後は3ヶ月に1回のホルモン療法を3年間続けましょうとのことである。
私は、治療を開始するまでは、副作用は陽子線治療の方が強いのかと思っていたのだが、ここまでの治療では、むしろホルモン療法の副作用の方が強く表れている。全く逆であった。
これが、後3年も続くのかと思うと少し憂鬱になるなぁ〜。