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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-10-13-Friday 陽子線治療補足

一昨日、細か過ぎるほど丁寧に

陽子線の治療方法を詳述したのだが、こんなに詳しく書く方も書く方だと思ったのだが、とある読者の方から「臀部」の表現の辺りが良く分からないとのメールをもらったのである。

「臀部(でんぶ)」だからお尻なのだが・・・。

そんなに詳しく知りたいと云うのは、本人も陽子線の治療を受けたいと思っているのかもしれないなぁと考えて個人的に返答しようと考えたのだが、PCからの返信メールが送れない状態なので、このブログ上で返答することにした。

まず、私がこのブログに書いているのは、あくまでも私の「前立腺癌」の陽子線治療の詳述であって、癌全般の陽子線治療法を描いているのではないことは理解してもらいたい。

陽子線を癌患部にピンポイントで照射する治療法なのだから、「肺癌」「肝臓癌」など「癌」に罹っている場所が変われば、当然ながら照射する場所も変わるのである。

そのことを理解してもらった上で、分かり難いと指摘のあった一昨日の「照射は1日に4本、左の臀部、左の腰骨、右の腰骨、右の臀部の順番に4ヵ所である。」の部分を分かり易く表現してみる

私のお腹の下腹部(腰骨の辺り、へその下側)を輪切り状態にして、その輪切りを時計に見立てれば分かり易いかもしれない。

正面のへそ側を時計の12時に、背中側を6時に、左手側を9時に、右手側を3時に見立てて欲しい。

1本目の照射の「左の臀部(でんぶ)」と云うのは時計の8時方向から中央方向にある前立腺に向けての照射。

2本目の「左の腰骨」と云うのは時計の10時方向から中央方向の前立腺に向けての照射。

3本目の「右の腰骨」と云うのは時計の2時方向から中央方向の前立腺に向けての照射。

4本目の「右の臀部」と云うのは時計の4時方向から中央方向の前立腺に向けての照射である。

2本目と3本目の間の10〜2時に当たるお腹正面側からは照射はしない。

と云う意味である。これでご理解いただけただろうか?参考になれば嬉しいが・・・。