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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-10-29-Sunday ブレードランナー

土曜日に妻と映画を観に行くことにした。

新聞欄で調べると、帯広のシネコンで上映中なのは、もう既に私が札幌で観てしまった映画ばかりである。

新しい映画は「ブレードランナー2049」だけだ。

妻に「前作のブレードランナーは観たのかい?」と聞いたら「観ていない」と言う。

週刊誌などの映画評論では「前作を観ていない人が、いきなりこの新作を観ても理解が出来ないかもしれない・・・」と出ていたから、金曜日の夜に我が家のレーザーディスク(LD)で前作を観てから行くことにしたのである。

私も細かい部分を忘れているから、見直しておいた方が新作を楽しめるとも考えた。

何でもコレクションするのが癖である私は、レーザーディスクも蒐集していたのである。映画だけでもザッと800枚位は所有しているが・・・。この中から探し出すのが一苦労であった。20分位掛ってようやく探し出し、二人で楽しんだのであった。レイチェル役のショーン・ヤングの美しさを再認識したが・・・。

入院期間中には、毎日4〜5枚のDVDを観て暮らしていたが、久し振りに見たLDの映像の粗さがとても気になったのである。

LDの発売当時は、ビデオテープと比較して、その映像の美しさに惚れて購入したのに、今となってはLDの映像を粗く感じるのだから・・・。

35年前(1982年公開)の作品であるが、舞台設定は2019年のロサンゼルスであるから、ほとんど現在が舞台である。

35年前に考えた2019年というのが、こんな世界観だったんだなぁ〜と改めて思った。

リドリー・スコット監督特有のジメジメッとした暗〜い世界観、日本語の看板や食べ物など改めて見ると面白い発見があった。

この手の映画をあまり積極的には見ない妻が、主演が大好きな男優のライアン・ゴズリング(ラ・ラ・ランドの主演男優)だから観に行くと言う。でも結構面白がって観ていたのであった。

前日の予習復習が効いたのだろう。映画はとても面白っかったし、考えさせられる事も多かった。結構、予言的な内容もあるかもね・・・。

終了後に、隣で観ていた若い女性2人が「ヤッバ〜イ、さっぱり意味分かんな〜い・・・」と言っていたが、そうだろうなぁ〜。前作を観ていないと、ストーリーに唐突感があって繋がっていかないだろうなぁ〜。内容も結構高尚だったしね・・・。

我が家は事前に前作を観ておいて良かったなぁ〜。