義父は2年前に亡くなってはいるが、朝、妻にそのことを言ったら「よく憶えているわねぇ〜、私は家族の誕生日なんていちいち憶えないわ」と言う。
私は数字を語呂合わせで覚えるのが元々得意なのではあるが、義父の誕生日は、たまたま私の誕生日の1月29日に1を足しただけなので忘れていなかっただけである。
それでも、先週の日曜日(26日)に義父の月参りでお坊さんにお参りしてもらった際に、義母から義父の着ていたカシミヤのオーバーを形見分けとして、私と叔父とにそれぞれ1着ずつくれたので、そのお礼の意味で仏壇に線香でも上げようと思ったのである。
着てみたら、寸法がピッタリだったので驚いた、着丈も袖丈も直す必要が全くないのだ。
義父は骨太だが細い人とのイメージを持っていたのだが、お腹周りは私が着てもまだ余裕があるのである。きっと一番太っていた時に作ったオーバーなのであろう。意外とウエストサイズがあったんだなぁ〜。
直す箇所はネームの刺繍を「坂本」に替えるだけである。
ただ・・・。
脱いだ後に、私の服にタバコの臭いが付いたのである。
亡くなってから丸2年であるし、病気で臥せってからなら、もっと長期間になるから2〜3年以上は着ていないはずなのに・・・。
タバコの臭いってのはスゴイもんだなぁ〜。
妻が、洗濯屋さんに出して、ネームも替えて上げると云うから、これからはこのオーバーを着ることにしよう。
このオーバーを着る際に、右肩の五十肩が痛くて、すんなり着ることが出来なかった。
右腕を背中に回すと痛いのである。
右肩にホルモン注射の3ヶ月製剤を注射してあるから、注射した個所を揉んではイケナイと言われている。
次の注射は2日後であるから、もう薬は肩には残っていないだろうと考えて、退院後初めての全身マッサージを受けに行った。
馴染みの整体師ではあるが3ヶ月振りである。
整体師も27日の新聞を読んでいるから心配してくれていたようだ。
元々身体が固くて、入院前は毎週、整体マッサージを受けていたので、この2ヶ月間の入院生活で、運動不足とベッドマットの固さなどから、体中の筋肉がガチガチである。
丁寧に2時間も揉んでくれたのであった。
早く、五十肩を治さないと、来年のゴルフが出来なくなるからなぁ〜。