27日(月)の十勝毎日新聞の「論壇」欄に私の癌のことを書いたのだが・・・。
癌のことを隠しておいても、どうせすぐに知れ渡ることであるし、その度毎にいちいち説明するのも面倒くさいなぁ〜と思って、新聞のコラム欄で発表したのだが・・・。
当然ながら、私のブログの読者数と新聞の読者数とでは、圧倒的に新聞の方が多いに決まっている。
十勝毎日新聞は十勝でだけでしか販売されていない新聞とは言え、8万部ほどの発行部数であるから、十勝のほとんどの世帯が購読している新聞なのだ。
だから、今日は、朝からすれ違う人たちに「新聞拝見しましたよ、お身体は大丈夫なんですか?」とか「大変でしたね〜」とか「元気そうで何よりです」と声を掛けられる。
失敗したのは、癌の部位を書かなかったことであった。
読んだ人毎に、癌の部位をそれぞれ勝手に想像して、闘病生活の心配をしてくれているようなのだ。
前立腺は男性には説明が容易であるが、女性にはチョット説明しにくい部位である。
18時半から、市内の北海道ホテルで帯広青年会議所OB会のサヨナラパーティがあったので出席してきた。メンバー大勢から声を掛けられる「新聞読んだぞ!」「そう云えば暫く見なかったな」「どこの癌なのよ?」「大丈夫なのか?」との質問攻めである。
「前立腺癌だ」と答えたら「何〜んだ、前立腺か、なら大したことない、大丈夫だ!」との反応である。
胃癌や肺癌などなら、私の命も短いだろうと思ったのかもしれないなぁ〜。
60歳前後の男性なら、前立腺の病気のことは少なからず知識として持っているらしい。
私の隣の同期生も前立腺肥大症で治療中だとのこと、食事をしながらオシッコの話で盛り上がり、周りから顰蹙をかっていたのであった。