1ヶ月後検診を受けに札幌の北大病院に行って来た。
退院前の10月6日のPSA検査(前立腺癌や肥大症を調べる血液検査)では、数値が「0.2」になっていたが、陽子線治療の効果は治療終了後1ヶ月後に調べますからということで、退院した時には、いつも通りの陽子線治療の最終回(30回目)の照射をした翌日に、検査などは何もなくて、身の回りのモノを整理して、そのまま退院したのであった。
だから、今回の検診はそれ以来の検査で、血液採取とX線撮影を行った後に、泌尿器科と放射線科の医師の診断をそれぞれ受けることになっている。
果たして、数値がどれくらい下がっているのか・・・、それとも変化が無くて再治療しなければならないのか・・・。
結果はPSA値が「0.03」にまで下がっていた。
入院前の7月18日のPSA値が「18.89」もの高い数値であったから、そこから「18.86」も下がったと云うことである。
人間が生きている限り数値は0(ゼロ)にはならないから、0.03と云うのはほとんどゼロと云うことである。
治療がとても順調であるとのこと。副作用も出ていないし、陽子線を照射した痕も日に焼けたような色が薄れてきている。
これまでいくつかあった禁止事項の、温泉入浴、腹筋運動など腹部への圧迫、も許可が下りた。
これまで、重たいモノを持ってはいけないと言われていたのだが、これからは雪かきしても大丈夫ですよとのことである。雪かきなど滅多にやらない妻が「良かった〜」だと。先月の雪だって私にやらせたくせに・・・。
陽子線治療の副作用はほとんどないが、同時並行で行っている内分泌療法の副作用である、筋力が落ちて脂肪が付き易いという変化が、腹囲を顕著に現れているので、腹筋運動でもしてウェストを絞ろうかと思っている。
後は、今回の治療とは無関係であるが、右肩の五十肩を治せばゴルフも出来るようになるだろう。
まずは、一安心である。