自己嫌悪に陥るほどである。
札幌に行ったら、必ず行くのが本屋である。本屋を覗くのが何よりの楽しみなのだ。今回は一番在庫数が多いジュンク堂書店に入って本を眺めていた。科学書のコーナーで「似非(えせ)科学」の本を数冊手に取ってパラパラと読んでみたら面白い内容である。
因みに「似非科学」とは、科学の体をまとった非科学的なモノのことである。超常現象とか怪しげな薬効を謳った商品などもこれにあたる。
マジックを深く研究していると、こういった似非科学や疑似科学なども研究対象になってくるのである。
背表紙を見て、表紙を見て、目次を見て、パラパラと中身も見て、何だか読んだ様な気がするなぁ〜と思ったのだが、でも、似た様な題名の本もあるからなぁ〜、帰りの列車の中で読むにはちょうど良いかなぁと考えたのである。
同様な感じがした本が数冊あったが、その中で同系統の本を3冊購入したのであった。
列車の中で読んでみたら、やっぱり以前に読んだ本である。今回購入した本5冊の内の3冊が以前に購入した本であった。
愕然とした。記憶力には自信があったのである。本は表紙を見たら読んだことがあるかないかはすぐに分かる。たまに重版時に表装を変えた本を新しい本と間違えて購入してしまったこともあったが、同じ表紙の本を見て未購入の本と間違えて買うことなど(滅多に)なかったのである。
1冊ならまだしも、それが、今回は3冊も同時に・・・。あぁ〜情けない。モッタイナイ。
ショックを受けていたら、また今晩やってしまった。
私はスケジュール管理は手帳派である。昔から手帳を日記代わりに使っているのだ。
毎年、毎年、同じ会社の同じ手帳を購入して使用している。
この会社の来年の手帳の、今年の11月分は27日(月)以降しか載っていない。だから、ちょうどこの時期は端境期で2冊の手帳を持ち歩くことになる。そろそろ来年の手帳1冊だけで用が足りる時期に来ていたので、今回の札幌出張から来年の手帳だけを持ち歩くようにしたのであるが・・・。
今年の手帳に書いてある11月27日以降のスケジュールを、来年の手帳に書き写さなくてはならない。端境期のスケジュールは2冊の手帳両方に書いておかなければならないのだ。
ところが、12月4日の夜の会合のスケジュールを今年の手帳には書いたのに、来年の手帳には書き忘れていた。
先週から手帳を来年のモノ1冊しか持ち歩かなくなったので、4日のスケジュールをすっぽかしてしまったのである。
あぁ、何たるチア、サンタルチア。
一体、何の為の手帳であろうか。
こりゃ〜まずいなぁ。もう一度しっかりと確認しておこう。