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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-12-03-Sunday ドリカム

妻の札幌帯同理由の本命が

ドリカムのコンサートであることが分かった。

「貴方の病状が心配だから一緒に医者の話を聞きたい」と云うのは口実である。

だが、私もドリカムのコンサートなら一度は行ってみたいと思った。

ドリカムのボーカルの吉田美和さんとは、浅からぬ因縁があるのだ。

彼女は、私と妻と同じ帯広柏葉高校の後輩である。彼女が高校を卒業する時に、我が社(当時のサニーデパート)の6階催事場で2日間に渡って「卒業コンサート」を開催している。

また、私の弟の嫁さんの兄貴が、当時一緒に、吉田美和とバンドを組んでいた仲間で、弟の嫁さんの家に、何度も吉田美和が遊びに来ていたと云うことである。

だが、これまでドリカムのコンサートには一度も行ったことがなかった。

今回、たまたま札幌に行っている日にドリカムのコンサートが開催されると云うのも縁であろうと思ったのである。

会場は「きたえーる」と云う体育館である。チケットには17:00開演なのに開場は15:30からと書いてある。きっと物凄い人数が押し掛けるから会場整理に時間が掛かるからだろうなぁと推測した。何せ、こう云うデカイ会場でのコンサートを聞きに行くのは初めてであるから良く分からない。

昼は、入院中に何度も食事をご馳走してくれた従弟の家に報告を兼ねて訪ねて行った。家を訪ねるのは10年振りくらいである。昔は良く泊めてもらっていたから、タクシーで近くに行けば場所はすぐに思い出す。方向感覚には自信があるのだ。

すぐに従弟の家を見つけて訪ね、昨日の検査結果の報告をしたら喜んでくれて、夫婦2組で一緒に蕎麦を食べに連れて行ってくれた。入院中に一度連れて行ってくれた美味しい蕎麦屋である。蕎麦を堪能し駅まで送ってもらって別れた。

会場の「きたえーる」には地下鉄で向かう。16時頃に到着した。席は2階席の前から2番目。会場が体育館であるから、1階席はフラットの面にパイプ椅子を並べている。前の客が立ったら邪魔だろうなぁ〜と思った。2階席ではあっても、ちょうど通路側の端っこの席であったので通路越しにステージが良く見えるとても良い席であった。

治療を開始してから、オシッコの我慢が出来ないから、コンサートの前にしておこうと思い、席のすぐ近くのトイレに入ろうとしたら、係員に制止された。「ここは女性専用トイレです」と云う。「だって男のトイレのマークが付いているじゃない」と言ったら「女性の観客が圧倒的に数が多いので男性トイレも女性用にしています、男性トイレは入口正面の1ヶ所だけにしてありますので・・・」と云う。行ってみたら遠いのなんの、あらかじめトイレに行っておいて良かったなぁ〜。もしも途中でしたくなってからでは、この距離なら我慢できなかったかも・・・。

ドリカムのコンサートでも、観客は始まった瞬間に一斉に全員が立ち上がる。私達の前の客も立ち上がったが、最初に思った通リ、通路越しに座ったまま見られたので助かった。

コンサートが始まって驚いた。舞台設備が超大掛かりなのである。エレベータの様に左右と真ん中の3つのステージが上下する。大きなスクリーンも6面もあって、テレビ局にあるような大きな伸縮自在のアームの付いたカメラ2台とハンディカメラ数台で色々な角度から映していく。歌詞も字幕でスクリーンに映し出される。

双眼鏡を持って行ったがまったく不必要であった。

1階席の客はかなり上方を見上げる状態になるから、首が痛くなるかもしれない。むしろ2階席の方が見やすくて良い席であったと感じたのであった。

それにしても、吉田美和はスゴイ!2時間近くも、広いステージの上を全方向に移動しながら、歌って踊ってである。地元でのコンサートと云うことで、いつもよりも多くの曲を歌ったのだろうと思う。

体力も喉も並みじゃないね!物凄いサービス精神に感動した。大満足である。

コンサートが終了して、速足で地下鉄の駅に向かう。あらかじめ帰りの切符を購入しておいて正解であった。

駅で地下鉄を待っていたら、ホームが客で一杯で身動きも出来ない状態である。このまま乗ったら札幌までギュウギュウ詰めで立ったままになりそうである。先に反対方向に行く電車が来たので、これに乗って一駅だけ戻ってから、札幌駅向きに乗り替えることにした。

元居た豊平公園駅では満員電車状態になったのである。正解であった。

コンサートでは、私はほとんど座ったまま見ていたが、それでも結構疲れたなぁ〜。やっぱり健康でなければコンサートも楽しめないってことである。健康が一番!

妻が、「私はね、貴方の検診の結果が良かったら、そのお祝いに・・・、もしも悪かったら、元気付けしようと思ってコンサートに誘ったんだよ!」と言いながら、早速、次の検診日のコンサート情報を調べていたのだった。