まずは、午前中に帯広美術館に行って「FACE わたしとあなた」展を見て来た。私が大好きな木彫家の舟越圭の木彫刻が3点飾られていると云うので見たくなったのだ。今回の展示のテーマは「顔」である。
主に、北海道に関係する作家などの「顔」を主題にした作品などを多く展示してある。
色々な「顔」の作品が並ぶ中に、アフリカの色々な民族のマスクが大量に展示されていた。キャプションを見ると、とある人物の収集品が美術館に寄贈されたものらしい。よくもまぁこんなに集めたモノであると感心したが、奥様らしき人の名前も併記されていたから、想像するに、旦那さんの死後に処理に困って美術館に寄贈したものではなかろうか?
妻が「美術館が引き受けてくれるようなモノだから良いわねぇ〜・・・」とわざと私に聞こえるようにつぶやく。
何となく「マジック・ミュージアム」の行く末を見る様な複雑な感覚に陥ったのであった。
夕方から映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を観て来た。今日が封切り日である。
原作者は漫画家の西岸良平で同名の漫画は何度か読んだことがある。やはり西岸良平原作の「三丁目の夕日」を映画化した「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴が監督である。山崎監督は特殊効果のVFXの名手でもあるから面白い映像が見られると期待して見に行ったのである。
私は、オカルト的なことを信じている訳ではないが、こう云う世界観が大好きなのである。
例によって、まだ観ていない人の為に、ストーリーなどの詳細なことは解説しないが、「ALWAYS 三丁目の夕日」に出演していた俳優が多く出ていて、山崎一家と云う感じがする。
面白い映画であった。これで夫婦二人で2200円は安い娯楽である。
以前、妻が「私は60歳になったから一人でもシニア割引で1100円で見られるから、別に一緒に行ってくれなくても・・・」と云う。
私だって、来年1月末にはシニア割引で見られるようになるのだが・・・。映画を一人で観ても、鑑賞後の感想を言い合えないなんてつまらないじゃないか。
映画を見終わった後に、一緒に焼鳥屋に行って映画の話をしながら一杯やるのが楽しいのにね。
この日も鑑賞後に、焼鳥で一杯やって、それからカラオケに行って歌って楽しんで来たのであった。