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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-12-15-Friday 指摘2

最近、私のブログに様々な指摘メールが入るようになった。

昨日の「何だかなぁ〜」にも早速、指摘が入った。

そのブログと云うのは、12日21時〜放送されたテレビ東京の「開運!何でも鑑定団」に出品された鉄人28号のブリキ玩具に鑑定人の北原照久氏が400万円と云う高値を付けたことに疑問を呈した内容のブログであったが・・・(昨日のブログを読んだら詳細が分かる)。

指摘をして来た人の素性は本名を書いていないから分からないが、おそらくコレクターではないかと推測するが・・・。

この方が言うには、今年の5月に開催された「まんだらけ大オークション」に、12日の鑑定団に出品されたモノと同じ鉄人28号のブリキ玩具が出品され、実際に460万円で落札されている。鉄人28号のマーケットは日本国内が中心で、まだ世界には広まってはいない。その国内マーケットでの460万円と云う落札価格であるから、番組内で北原氏が付けた400万円という値段は妥当であると云うものであった。

ただ、この方も、鉄人28号のブリキ玩具の値段を高騰させたのは、北原氏が買占めたからだとの意見があることも紹介している。

「へぇ〜」と云うしかないなぁ〜。でも、この「へぇ〜」には色々な意味を込めての「へぇ〜」であるが・・・。

ブリキのおもちゃが実際に460万円もの値段で売れたと云うことには驚きしかない。価値観というものは本人でなければ解らないものである。いや、きっと購入した本人にも解らないんじゃないだろうか?

後から冷静になった時に「俺は何でこんなモノにこんな高額を払ったんだろう?」と疑問に思う時期が来るんじゃないだろうか。

憶測でしかないが、ブリキ玩具の世界で、北原氏は「バブル」を作りだそうとしているんじゃぁないのだろうか?そんな感じがする。

その昔、オランダでは「チューリップ」の球根が投機の対象になったバブルの歴史があるが・・・。ブリキ玩具はチューリップの球根とは違って腐りはしないだろうが・・・。

純粋なコレクターの心理は所有がしたいだけで売って儲けようとは考えないであろう。だから、希少品はますます世に出難くなるであろう。

バブルと云うのは、先駆けた人が儲かる仕組みになっている。遅れて参戦した人はババを掴んで損をすることになっているのだ。

熱中している最中は、泡にまみれている人は、もっと価格が跳ね上がると思い込んでいるかもしれないが・・・。

でも、所有が目的で転売する気がないコレクターにとっては、手に入れた値段なんて無意味なモノかも知れないなぁ〜。

その内に、北原氏自身がブリキ玩具バブルを押さえようとするんじゃぁないだろうか?それを世間では「マッチポンプ」と言うのだが・・・。

指摘を受けて、ますますコレクターである私にも、ブリキ玩具の世界は理解不能な状態になっているなぁと思った次第である。