1回目は手帳交換の端境期でのスケジュール転写ミスが原因であるが、今回は手帳にはキチンと書いてあるし、朝方に手帳を見て、会議のちょっと前まではしっかりと覚えていたのに・・・。
親しい人の名前が出てこないことも多くなった。
今日は、テレビを見ていて、昔大好きだった歌手の歌が何度も出てくるから、名前を思い出そうと必死になって考えたのだが、出てきたのはジョンだけ・・・。妻に、この歌を唄っている歌手は何て言ったっけ?と二人で考えたら、ようやくオリビア・ニュートン=ジョンと思い出したのであった。学生時代には、部屋中にポスターを貼っていたし、LPレコードも4枚ほども買って聞いていたのに・・・。
何故なんだろう?
記憶力には絶対的な自信を持っていたのに・・・。
どうやら、前立腺癌の内分泌療法(ホルモン療法)のせいではないかと思っている。
副作用のひとつに記憶力低下と言うのも載っていたからだ。
今日、読んだ本によると、男性は男性ホルモンであるテストステロンが低下すると、運動能力、性機能、意欲、集中力が低下するという。血液を作る能力や骨密度の維持能力の低下もあるという。テストステロンが低下すると相対的に女性ホルモンであるエストロゲンが増加して、太りやすくなったりもするという。
脳に直接作用するホルモンでもあるから認知機能の低下を起こす場合もあると云う。
何だか、前立腺癌は良くなったというのに、他の病気で身体を悪くしてしまいかねないなぁ〜。