てっきり「品玉人形」の取材だと思っていたのだったが・・・。
男女2人の記者が取材に訪れて「マジック・ミュージアム」を取材したいと云う。記者が「何か面白いモノはありませんか?」と聞くので「ここに展示してあるモノは全部面白いモノばかりですよ」と答えた。
まずは「からくり人形の品玉人形」と「自動人形(オートマタ)の美人手品師」を見せた。
「これはメディアに初出ですか?」と聞くので「オートマタは以前に記事になりましたし、品玉人形は昨日、取材に来ました」と答えたら、何か別のモノをとミュージアム内をくまなく探して歩く。
珍しいモノで記事に成り易いものをケースから出しながら説明していく。
写真を撮りながら、その都度、マジックの演技をしたり手に持って写真に納まったりしたが、記者はどうもピンと来ないらしい。
品数があり過ぎて的が絞れないようである。
話をしている内に、来年正月からの新コーナーで十勝の面白そうなモノの紹介をしていくような感じが伝わってきた。
私にとっては、全部が面白いモノであるのだが、マジックに興味のない一般読者が一体どんなモノに惹かれるのだろうか悩んだが・・・。
7〜8種類は写真を撮って行ったから、どれかは選んでくれるだろう。そこはお任せである。
取材が終わった後に、取材とは関係なくマジックの実演を見せたら、これが一番受けたようだった。
初めから展示品に頼るよりも、マジックの演技を中心にして展示物の紹介をすれば良かった。順番を間違えたようだ。
自分では「品玉人形」のことばかりが頭にあったものだから・・・。
やっぱり思い込みはダメだなぁ〜。