弟家族から母を誘って、馴染みの洋食店ホームで私の回復祝いとクリスマス会を兼ねてやろうと誘いがあった。
最近、母はあまり外に出たがらない。足腰が弱っているから、雪が降ったら特にその傾向が強くなる。それでもホームは馴染みの店だから久し振りに行きたいと云う。
六花亭本店の2階にあるから、帰りにお菓子をお土産に買って帰ることが出来るので好都合だ。
6人で楽しく昼食を過ごした。終わりに姪から花束をプレゼントされて健康のありがたさを実感したのだった。
弟が、電位治療器なるものを購入したから、母に治療していかないかと誘ったが、外食しただけで疲れたのだろう。もう帰ると云う。母を送ってから、妻と二人でその電位治療器なるものを体験しに弟の自宅に行った。
私の五十肩には、局所治療器が良いと云うので、それをやってみたら、ピリピリと針を刺したような痛みがある。効いていると思い我慢しながら15分間の治療をし、その後で座ったままの治療をした。
五十肩は痛みが取れて、動かせるようになったのだが、しばらくするとまたキュウッと詰まるような感覚が襲ってくる。やはり一度だけでは完治はしない。
夫婦二人で2時間以上も居て治療を受けたので、夕食は昨日の残りのカレーライスだと云う。せっかくのクリスマスなのに残り物のカレーだけというのもわびしいから、帰りにコンビニに寄ってシャンペンとチーズと鳥の唐揚げを買って帰る。夫婦二人だけしか家に居ないと、クリスマスツリーを出すのも面倒になって、今年は飾らなかった。侘しいクリスマスである。クリスマスと云う雰囲気は全く感じないが、クリスチャンじゃないしね・・・。
今年は、おせち料理も買わないことにしたし、正月の年賀状も、面倒くさいから出さないことにした。遠くの人とはメールなどで頻繁にやり取りしているし、今年も親類が亡くなっているから・・・。何だか年々、正月らしさが薄れていく。一年の締めくくりとか、始まりとかの特別な日と云うよりも、普通の一日が過ぎるだけという感覚になってきているのだ。
風情が無いと云えばその通りなのだが、改まって気合を入れ直すという気がしないのである。
何だか、来年もダラダラと過ごしそうな気配がするなぁ〜。