昨日の朝方に雨が降った後に、この爆弾低気圧で気温が下がったものだから、道路はガチガチに凍っていて、スコップでも歯が立たない。
これは少し気温が上がるまでは手を付けられない状況である。
先日のブログに、留萌の気候のことを書いたばかりであるが、今日も留萌は全国区でニュースを騒がせている。
ビックリしたのは、留萌港に立つ高さが約15mの灯台が丸ごと消えたと云うニュースである。
今朝の9時頃までは存在を確認されていたと云うが・・・。
7mもの大波と風速30mもの強風で、根元から折れて海中に没したらしい。
6年前のちょうど今頃の時期に、留萌に暮らす叔母が亡くなり、母と妹と3人で葬儀に出席するために留萌に赴いたが、帰りには、今日の様な大嵐で列車が動かなくなり、どうしても年内の仕事を終わらせる必要があったので、タクシーで札幌まで出て、札幌から列車で帰った時のことを思い出した。
タクシーの助手席で、ホワイトアウトする道路をジ〜ッと凝視し続けて、手は窓の上方に付いている取っ手をギュッと力を入れて握りしめていた。
札幌に付いた途端にホッと安堵したのであったが、留萌から岩見沢辺りまでは、吹雪で生きた心地がしなかったことを思い出した。
雪が多くて、風も強く、坂道が多い留萌の冬は、大変な場所だなぁ〜と感じたものだったが、ここ最近のニュースは、そんな留萌を全国的にありがたくない場所として有名にしているようだ。
それにしても、灯台を一瞬で消してしまうなんて、自由の女神を消したマジシャンのデビッド・カパーフィールド並みのマジックだねぇ〜。