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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-12-27-Wednesday 今年を振り返って

2017年を振り返ってみると

去年も色々なことがあった年であったが、今年も色々なことがあって、良い年だったんだか、悪い年だったんだか、よく分からない年であった。

自分を中心に月を追って振り返ってみると、まずは大好きなテレビ番組の「開運!何でも鑑定団 極上お宝サロン」に出演(放送日は3月23日)したことかなぁ〜。

2月初旬からテレビ局のディレクターがマジック・ミュージアムに来訪しての打ち合わせに始まり、2月中旬には帯広での撮影、下旬には東京のスタジオでの撮影と2月は「鑑定団」一色という感じであった。司会の石坂浩二さんと共演できたし、BS放送とはいいながらも全国放送であったから、沖縄や九州の知人からも「見たよ〜」とのメールをいただき嬉しい思いをした。

3月初旬には、去年の春から依頼してあった米国製の有名マジシャンのブロンズ胸像6体が届いたこと。マジック・ミュージアムの展示品にグッと格調が加わったと感じた。

3月中旬には、去年の「お祓い」を兼ねて伊勢神宮などに家族でお参りに行った。ついでに岐阜の高山や白川郷なども見学して、良い家族旅行になった。

4月からは、マジック・ミュージアムのテレビ取材のラッシュであった。

4月11日はNHKの「ほっとニュース北海道」の生中継、13.14日はUHB「みんなのテレビ」の取材(放送日は4月27日)、29日にはSTVの「どさんこワイド」の取材(放送日は5月4日)。

4月29日にはマジック・ミュージアムのオープンに師匠夫人のこまだまこママ(4月28日〜5月9日)と助っ人として東京在住のアマチュアマジシャンの伊藤順一さん(5月2〜7日)を迎える。

5月13日には十勝農園で「大道芸」の地元の演技者を集めてのパフォーマンス大会を主催。

5月17・18日はNHKの「おはよう北海道土曜プラス」の取材(放送日は5月27日)、25日はFMラジオ局FMウィングの生中継。

この忙しい中で、5月22日に帯広厚生病院で「人間ドック」を受けた。

これが、今年一番の出来事のキッカケであった。

5月29日に再検査、6月5日に再々検査でPSA値(前立腺疾患を測る数値)が17.89(4以上で癌の疑い有り)。

6月20日に帯広厚生病院で「前立腺の生体検査」を受け、29日にはその結果「前立腺癌」の告知を受け、7月4日には癌転移の有無の検査を受ける。11日に放射線科医に陽子線治療の相談をし、13日に北大病院への紹介を依頼、18日に札幌の北大病院の泌尿器科と放射線科を受診し、北大での治療を依頼した。24日に北大病院での検査開始(PSA値は18.89)。7月1日にはこの検査結果で北大病院での治療の受け入れが認められた。

この間にも講演やらマジックやらの出演は続けはていた。

8月5・6日にはUHBの日曜日昼の番組でベッキーが取材(放送日は20日)に訪れた。

8月8〜11日まで北大病院に入院して前立腺内に純金の1.5mmの球を3個埋め込む手術を受ける。

8月14〜16日までは、私が会長を務める帯広平原まつりで「北の大地de大道芸フェスティバル」を運営。16日は北大病院に日帰りで行って、検査と型取りなどを行う。

9月1日に日帰りで北大病院に行き、内分泌(ホルモン)療法の注射を受ける。一旦、帯広に戻って5日から入院。10月25日まで51日間の入院治療を受けた。10月6日の検査ではPSA値は0.2にまで下がっていた。12月1日に退院1ヶ月後検診を受け、PSA値は0.03にまで下がっており、ほぼ癌は消滅したとものと思われる。

こうやって、書いていても、今年の半分は「癌」の治療であった。

私の人生訓は「人間万事塞翁が馬」である。去年のゴタゴタなどで治療をパスしたことが、良かったのか悪かったのか。北大が「陽子線治療」を開始したのが、2014年3月19日からであるから、あんまり治療実績が伴わない段階での治療よりも・・・。

癌の顔つきが悪いと言われたが、幸い、転移が無かったから先端治療の「陽子線治療」が受けられて、身体への負担は全く無い状態で完治できたのだから良しとしよう。

治療中は、暇で暇で仕方なくて、PCの検索をアレコレとやっている内に、長年の夢でもあったオートマタの「手品師」やら「品玉人形」などを発見して入手することが出来たのだから、何が幸いするのか分からない。その結果は妻からは呆れられてしまったが・・・。

長生きしようとは思っていないが、生きてる間は健康で暮らしたいと願っている。

今までの59年間の人生で入院したのは初めてである。来年1月で還暦を迎えるから、新たな人生をスタートさせる意味でもちょうど良かったのかもしれないなぁ〜。来年は良い年でありますように・・・。