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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2017-12-29-Friday コンサルタント

ここ最近、癌の治療法について

聞きたいとやたらと問い合わせが来るようになった。

つい先日も、私のブログを読んで、加入している保険の見直しをして新たに契約をし直したという知人から、お礼の手紙をいただいたばかりだ。

まるで癌のコンサルタントみたいである。

このようにブログに癌宣告を受けてからのことを克明に書いていることもあるだろうが、先月の十勝毎日新聞のコラム欄の「論壇」にも癌治療のことを書いたからであろう。

今日の電話は十勝在住の知人からであったが、先週、前立腺癌の宣告を受けたとのこと。前立腺癌の治療法は選択肢が多過ぎて悩んでいる、同病相憐れむと云うではないか、是非アドバイスをと、色々と質問されたのである。

私が受けた治療は「陽子線治療」と云う「先進治療」で、この治療法を選んだ経緯や経験談は話せる。

北大病院の宣伝をするわけではないが、北大病院では、陽子線治療開始の前に、癌の目印として前立腺に3個の金マーカーを埋め込む手術を施し、この金マーカーをX線による動体追跡をしながら、スポットスキャニング照射法「陽子線を点状にして病巣を塗りつぶすように照射する」方法を組み合わせた世界初の「分子追跡陽子線治療装置」を開発している。この方法ならより的確に癌細胞だけにピンポイントで陽子線を照射できる。

私は、自分で調べて、この治療法が一番良いと選択したのだと説明した。

この知人は、生保の「先進治療特約」には加入していないから、約300万円もの治療費が掛かる「陽子線治療」はとても受けられないと云う。

その他の治療法については、比較の為に本やネットで調べただけで、実際には受けていないので、素人がとやかく言うべきではないと考えている。

結局患者は、自分が納得して、最後は信頼のおける医師に任せるしかないのである。