たぶんやるんだろうなぁ〜と予想はしていたけど、身分は最下位の親方である。
会社で云えば、常務クラスから平社員への降格人事である。常人なら、自ら相撲協会を辞めるのだろうけど・・・。
除名処分にしなかったのは、ここで相撲協会が除名したら世間の風当たりが強くなるから、貴乃花のプライドをズタズタにして、自ら辞表を出させる作戦であったのだろう。
辞任しなかったのは、よっぽどプライドが無いのか、それとも逆に、闘志を内に秘めて、臥薪嘗胆、捲土重来を期すつもりなのであろうか・・・。
それにしても、まさに「水に落ちた犬は叩け!」の状態だ。
今朝の北海道新聞を読んでも、貴乃花の、これまでの対応の拙さなどがドドッと噴出している感じである。
同じ一門の親方からも「応援しても、お礼も相談もなかった」との不満が漏れてきた。孤高の人と言ったら恰好が良いのだろうが、組織の改革なんてものは一人で出来るものではない。仲間を作って、周りを巻き込みながら、徐々に多数派にしていかなければ出来ないものだ。
今回の中途半端な対応をみても、ハッキリとした改革の構想なんてものは無かったような感じがするなぁ〜。マスコミにおだてられて一人だけでその気になっていたのかなぁ〜。
どうも、貴乃花は飽きっぽいお坊ちゃま体質なのではないだろうか?
貴乃花と云う人物の、精神構造がどうもよく分からないなぁ〜。宮沢りえとの婚約から婚約破棄までの時も、よく分からなかったけど・・・。
さて、貴乃花はこの処分を受け入れて、次の理事選までの2年間は我慢をするんだろうか?