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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2018-05-28-Monday 還暦

今年還暦を迎えたが・・・

「十干十二支」、単に干支(えと)とも云うが、

「甲乙丙丁戊・・・」の十干と「子丑寅卯・・・」の十二支の組合わせが一巡りして元に戻る60年を還暦と呼び、数え61歳のときに生まれ変わりとして赤いチャンチャンコを着せて祝う習わしである。

私は昭和33(1958)年の「戊戌(つちのえいぬ)(ぼじゅつ)」の生まれと云うことになり、今年の平成30(2018)年は一回りした「戊戌」の年である。

「人生五十年」と云われた昔なら、60歳は長生きの部類に入るのだろうが、今や「人生百年」の時代であるから、60歳なんて「鼻垂れ小僧」の部類であろう。同級生らも、多くが去年と今年に定年を迎えた。だが、再雇用や再就職でまだ働いている者がほとんどであるから、まだまだ皆が現役であるのだが・・・。

「干支」なんてものは中国古来のものであるから、西洋には「還暦」の60歳で定年なんて考え方は無いのだろうが、私のメンタリティはやはり日本人であったようだ。

何だか、60歳になった途端に、何事に対しても急激に「意欲」が無くなってきたのである。

この意欲の低下が、単に年齢から来るものなのか、それとも、去年から「前立腺癌」の治療で、内分泌(ホルモン)療法をしているせいなのかは分からない。

何だか、どれもこれも、もうどうでも良いや!と云う投げやりな気分なのである。

闘争心と云うか、「ようし、やってやろう!」なんて気持ちがまるで湧いてこないのだ。何事も面倒臭く感じてしまうのである。

ゴルフのボールは、去年よりもガクンと飛距離が落ちたし、他人に対しても、腫物に触るように神経を使わなければならないようなデリケートな対人関係と云うのがものすごく疲れるようになった。

そろそろ「隠居」かなぁと云う文字が脳裏を巡る。

何か、面白くて、ワクワクして、意欲をかきたててくれるような事がないかねぇ〜!